八重洲は法人のタクシー利用者が多いということで、基本的にお客様は「タクシー慣れをしている」と考えておくとよいです。
タクシー慣れをしているということは、お客様はドライバーに対して、
- ・道を知っていて当たり前
- ・近道や抜け道を知っていて当たり前
- ・細かな交通ルールを知っていて当たり前
などといったように、プロの接客を求められることがよくあります。
つまり八重洲では、「レベルの高い営業」が求められる場合も多いということです。
とはいえ、初心者のころは八重洲には行かないほうがいいのかというと、決してそういうわけではありません。
初心者であったり、知識がまだあまりないのであれば、その知識レベルをお客様に正直に伝えしましょう。
そうすることで、お客様は「じゃあ他を探します」といった感じで、自分のタクシーを降りてくれます。
それはもったいないと感じるかもしれませんが、八重洲のお客様はタクシー慣れをしているため、それで怒られたりすることは滅多にありません。
また別のお客様を探せばいいだけなので全く問題はないですし、精神的にも安定して営業を続けることができます。
逆に、最初に知識レベルを伝えず、後になってからそれが発覚したら、「最初に言えよ」といった感じで、お客様に不快感を与えてしまうことになるので注意しましょう。
絶対に抑えていただきたい接客のポイントは、
「”走り出す前に”、正直に自分の知識レベルを伝える」
ということです。