誤解されやすいタクシードライバーの給与システムと勤務体系について。

 

月収50万?月の休みが17日間??

タクシードライバーはどんな給与システムなのか?どんな勤務体系なのか?

そう言った事を一般の方が知っているというのは稀です。今回の記事では、タクシードライバーの給与システムや勤務体系について詳しく書いて行きます。

前回の記事である「大手企業を辞めて、タクシー運転手に就職した話。」 の中で、

タクシーという職業は…

  • ”自由度が高い”
  • ”月収50万程度であれば稼げる”
  • ”時間の使い方が特殊”

などの特徴があり、

  • 夢に向かって時間を使いたい人
  • 効率的に稼ぎたい人
  • 複雑な人間関係が嫌な人
  • 何かをやりながら「お金の為に」仕方がなく仕事をしている人

 

にとっては魅力的な仕事であることをお伝えしました。

特徴を持ったタクシー運転手だからこそ多くの方に誤解されやすくもあると思うので、今回の記事では、

・給与システム

・勤務体系

もっとも誤解されやすい2つのシステムに深く突っ込んでいきます。

タクシーの給与システムと勤務体系について。

タクシーというのは特殊な職業な為、

貴方の価値観や生活スタイルに合えば非常に魅力的な職業になります。

一方で、合わなければ苦しい思いをするのも事実です。

そして、この業界は「合う」「合わない」の差が激しいように感じます。その原因が上記にあげている2つの事ですが、まずは給与システムから説明していきましょう。

 

20代でも月収50万以上貰えてしまう給与システム。

まず言っておきたいことは、東京都でのタクシー運転手は稼げるという事です。

といっても年収1000万などはタクシーだけでは不可能ですが、年収600万程度であれば20代でも60代でも稼げます。

その一方で、稼げない人達もいます。年収にして300万以下の方々も沢山いると思います。

 

何故かというと、タクシー運転手は給与は「完全歩合性」を採用しているからなんです。

 

つまり、お客様を乗せる程、給料が沢山貰えるシステムです。

その還元率は意外と高く、会社にもよりますが大体は60%程です。

この数字は、従業員の事を考えていないと中々出せません。意外と頑張ってるじゃん、タクシー業界といった感じでしょうか。(何目線だよ。)

どういった事かというと、

 

貴方が一日に6万売り上げたとします。

そうなると、3万6千円が貴方のものになるのです。

タクシーは月に13日間出勤できるので、

毎回6万を出せば、月の売上は78万円になります。

となると、「78万×0・6=月給46万8千円」の給与が貰えるようになります。

 

※一日平均6万というのは難しい話ではない

因みに僕は一日に6万後半から7万8万円ほど売上を一日で出せます。

なので、多い時には5万以上の手取りを一日で稼ぐことも出来ます。

 

そんな事言っても今の時代、タクシーは厳しいんじゃないのか?

「 いまの時代、タクシーは厳しいよね〜。」とお客様から良く言われます。

何をもっていまの時代と言っているのかどうかは不明ですが、実は私達はあまり心配をしていません。

なぜなら、都内であればお客さんはいるところにはいる事を知っているからです。

 

  • 朝の通勤ラッシュの時間帯に、30メートル間隔でタクシーに乗りたい人間が沢山いる場所があること。
  • 銀座のある所に行くと、平均単価1万円以上の人がバンバン乗ってくるスポットがあるという事。
  • 行けば絶対に10分以内にお客さんが乗ってくるスポットが東京都内には無数に存在するという事。

 

 

貴方は知らないと思いますが、都内にいる一部の方々は貴方が自転車や電車に乗るのと同じように、日常的にタクシーを使用しています。

 

世の中の稼げないタクシー運転手というのは、こういった情報を全く知らないし、

知ろうともしないし、知った所で仲間とタバコを吸いながらお喋りしているような人達です。

だから、もしも貴方がこれからタクシーをやりたい、もしくは既にやっているとしたら常に情報を取る様に心がけてください。

稼ぎ方や稼げるポイントの情報を知って真面目に仕事をしていれば、こんなに気楽に稼げる仕事は中々ありません。やる気があれば上に書いたぐらいの給料ぐらいであれば貰うことが出来るようになります。

 

ちなみに、私は売上で毎月80万以上稼ぐので50万近く貰えています。

時代のせいにして「稼がない」のは簡単です。稼げるシステムを採用しているタクシードライバーという仕事をするのであれば、どうすれば稼げるのか?というのを常に考える事。これが重要なんです。

真面目に前向きに考えて仕事に励む。

結局の所、この考え方でさえあれば稼げる様になるって事です。つまり売り上げを上げる為の努力を出来るか出来ないかです。努力が出来ない人には、この仕事で稼ぐのは難しいかもしれませんね。

また、良い売上げを出すには、所属している会社もかなり重要な役割を持っています。

これ関しては
奴隷会社を選ばない為の、タクシー運転手の求人情報。』
を参考にして下さい。

 

ちょっと特殊なタクシーの勤務システムについて。

 

次は勤務システムについて書いていこうと思います。

タクシー会社が採用している勤務システムは全部で3つあります。

 

夜勤

夕方から次の日の朝まで。

特徴 夜勤なので単価がでかく稼ぎやすい(稼いでいる人は1000万近く行く人もいるらしい。)

問題点

体壊す、太陽に浴びないと人間だめになるので。

基本的に、何かの問題があってお金を沢山稼ぎたい人以外はオススメしません。

 

昼勤

朝方から夕方まで。

特徴 健全、自由、規則正しい

問題点 特になし。強いて言えば売上を出すのがそこそこ難しい。

 

恪勤

一日20時間の枠が与えられ、その中で稼ぐ。

特徴 拘束時間が長いが、まとまってお金を稼ぐことができる。稼ぎやすい。

 

こんな感じですね。

どの勤務体系が稼げるかの?などに関しては年収についての記事で書いていますので参考にしてみてください。

次に、これも少し特殊なことですが、自分で決めた売上に達すれば、いつでも帰って構わない。

これも凄く気楽に仕事が出来る理由の一つです。

どこで仕事をするのも、休憩をいつ取ろうがある程度の売上さえやっていれば1つも文句は言われません。

(といっても、やるからには最低でも30万ぐらいは貰えるような仕事をしないとやっている意味もないと思いますが。)

だからこそ自由に気楽に稼ぐ事ができる訳です。

 

オススメなのは恪勤です。

恪勤は、月に11回から13回出勤をすることで、まとまった時間でまとまったお金を稼ぐのに適しています。仕事の日は一日の勤務時間が長いので体力が必要ですが、

タクシーが無い日は完全にフリーなので、副業に時間を使ってもよし、旅行にいってもよし、何かの勉強に時間を使ってもよし。恪勤の場合は20~17日分の自由な時間を捻出するが出来ます。

それでいて給料も30~50万以上程貰えるのであれば、見方によっては効率的な稼ぎ方が実現できるという事がわかってもらえると思います。

この様な給与システム、勤務システムからみても

タクシー運転手という仕事は、巷で言われている程散々な仕事では無いといった事がわかってもらえたと思います。

 自由に気楽に仕事をしながらも、稼ぐ時はしっかりと稼ぐ!そんなスタイルがタクシー運転手です。その他のメリットも紹介。

 

この仕事は、上司や後輩に気を使うこと無く自分のペースで仕事をすることが出来るので、とても開放感があります。

『一人で暇。』という時もあるとは思いますが、

そんな時は、同僚とイヤホンマイクで電話をして、お喋りをしながら仕事をしたり、

お客様を待っている時には、本を呼んだり、資格をとるための勉強の時間にも当てられます。

ちなみに僕は、漫画も読むし、携帯ゲームをしながら待っていたりしました。

もちろん、音楽などを楽しんでも良いです。

疲れたなら寝ればいいし、やる気になったのなら頑張ればいい。

どこかの高級ホテルでランチをしてもいいし、吉野家の牛丼でもいい。

そんな自由な働き方がタクシーでは出来るのも良い所です。

 

僕はいろんなバイトの経験もあるし、

東証一部の不動産の営業をしていた事もありますし、

様々な仕事をしてきましたが、

 

『他のどれとも比較にならない程、気楽に仕事をする事が出来ます。』

 

飲食店で10時間とか働いている方が遥かにきついですね。

派遣とか、工場とかもやりましたけど、もう二度とやりたくないです。

周りにいるタクシー運転手の方々も同じ事を言っていますね。

 

上にも書いたように、

お客様を乗車させているのは時間が全体の半分、

もう半分の時間が客待ち。みたいな時間配分になってくるので、

暇な時間が出てきます。そんな時は友達と喋ったり、

待ち時間とかにはゲームをしたりだとか、勉強をしたりだとかがあると退屈しなくて便利です。

休み時間も自由に取れるので、慣れてしまえば非常に楽です。

仕事中の空いている時間を好きなことに費やせるというのは中々便利なものです。

 

しかも、残りの17~20日の休みは自由に満喫できます。

これって本当に最高です。

 

他業種と比べて就職しやすい。

 

僕が知り合いにタクシーを進める大きな理由として、

ほとんどの会社は学歴を気にしないということです。

 

日本では、タクシーに対するイメージがあまり良くない為、

タクシー運転手になりたいという人間も少ないです。

 

とても効率の良いシステムなのにも関わらず、ライバルが年寄りだらけという非常に美味しい業界です。

最低限のマナーさえしっかりとしていれば、面接は合格する事が多いです。

 

※『追記』

最近、稼げる事が知られて来ているのか、
タクシー運転手をやりたい人間が増えているみたいです。

大手を始めとした優良企業などは少しだけ合否がシビアになっている様なので、

気合いを入れて面接に望むようにしましょう。

 

沢山の出会いがある

 

僕はタクシードライバーをやって、本当に世界観が広がりました。

 

普段出会えないような人と二人きりで話す事もあるため、

政治関係、社長関係、それはそれは沢山の業種の方と一緒の空間を共にすることが出来ます。

 

結果、沢山のレアな情報が入ってくるので、得をすることも多々ありました。

(例えば株の話。不動産の話。その時の流行りから何まで。インターネットではわからない様なコアな話がバンバン出てきます。)

 

株を買うときのタイミング、不動産投資の重要性。本でもいいけど、生の声を聞けるというのは貴重な事です。

僕の場合は資産の構築の仕方や、世の中の仕組みについて大分勉強させて戴きました。

 

あとは新宿2丁目の楽しさを知りました。

六本木、渋谷、歌舞伎も楽しいですが、女の子を口説くには新宿2丁目で遊ぶのが一番いいですね。笑

副業がOKな職場が多い

これはマジでデカイです。

年収600万でも副業が出来るとなると収入の柱が増えるので、

副業の具合によっては年収1000万も見えてきます。

そうなれば、生活の質がグッと上がります。

そのお金などをしっかりと運用し、資産構築をすることによって、

将来への不安などへのリスクも軽減できるということです。

タクシーをやるのであれば、ファイナンシャルな知識も持っておくと尚良いでしょう。

人間、楽してお金を得ると自堕落な生活になってきますから危険です。

逆に、お金を稼ぐ力と同時に【お金を管理する力】を身に付ければ、

タクシーをしながら年収1000万は決して夢では無くなってきます。

 

チップがある

接客を良くするとお釣りを貰えます。

昼飯の足しにすれば生活コストが下がるので良いサービスをすると得します。

これはなんか嬉しいですよね単純に。笑

あ、あざーす!!みたいな。笑

タクシー運転手は愛想が無い人が多いので、ちょっとした気遣いでチップをくれたりします。

ランチ代ぐらいは貰える時もあるし、多いと一日で何千円かになる時もあります。

ま、こればかりは運なので、あまり期待しないようにしましょう。

 

 

タクシー運転手の仕事は、意外と面白い(釣りみたいな感覚)

 

これは見てきて思う事なんですけど、釣り好きの人はタクシーで稼ぐことが出来ます。

何故かと言うと、タクシーはお客様がどこにいるのかを想定するゲームだからです。

釣りゲームをやっている様な感覚でやれば、売上はみるみる上がることでしょう。

 

まず、

地域によってお財布事情が違うので乗る頻度と使ってくれるお金が違ってきます。

あとは、時間によっても現れる人種が全然違います。

という事は、美味しい魚(お金を使ってくれるお客様)がよく釣れるポイント(地域)と時間を狙って、

如何にいかに上手いタイミングで向かえるかが重要になってきたりします。

 

例えば、ボクは、

夜の24時に銀座のあそこでお客様を待っていれば、

きっとサラリーマン風の紳士が現れるだろうから、

多分会社の経費でタクシーで帰るだろうし、1時間で1万円は売上をのばせるな~。

 

という感じで、

 

『どの時間の、どの場所で、どのぐらいの値段の人達がいるのか?』

 

という3つ事がわかるポイントを都心を中心にいくつも知っています。

そのポイントを効率的に回ることによって売上を楽に出すことが出来るようになります。

 

タクシーは本当に仕事というより、タクシーというゲームをやっている感覚に違いです。

ゲーマーとか、釣りとか、そういったのが趣味な人にはとても向いている職業だと思います。

あと、将棋とかが好きな人にも向いています。

※これについては3章で詳しく書いています。

 

友達としゃべりながら仕事出来る。

タクシーは世の中の仕事の中で一番と言っていいほど自由なので、

友達とまじでくだらないお話をしながら仕事が出来ます。

お客様が乗っている時に、イヤホン越しで友人がふざけたギャグなどを言っていると、

『笑ってはいけないタクシー』的な企画をやらされている気がしてツボったりします。笑

そんなこんなで楽しく出来たりもしています。

 

まとめ:東京都内のタクシー運転手は休みも多いし、自由でそれなりに稼げるシステム。

 

この章で書いたとおり、

タクシーという職業は公私共に自由があり、

月に50万円程度であれば誰でも稼ぐことが出来るというのが最大のメリットです。

 

”どんな職業よりも自由”

”稼げる人は稼げる”

”時間を有効活用できる”

 

など、多くの特徴がある素晴らしい職業だからこそ、

 

・夢に向かって時間を使いたい人、

・効率的に稼ぎたい人

・複雑な人間関係が嫌な人

・何かをやりながら「お金の為に」仕方がなく仕事をしている人

 

何かやりたいことがあるにも関わらず、お金の為に不効率な生き方をしている方にはタクシーを進めています。

 

ほとんどの方から、

『教えてくれてありがとう。』

と感謝をされます。

 

しかし、

どうしてもタクシー運転手という仕事が肌に合わず辞めていくという人間がいます。

 

第三章では、

僕から見たタクシー運転手の適正、

やったほうがいい人、やらなくてもいい人について詳しく書いていきたいと思いますので、

参考程度に見て戴ければ幸いです。

 

こんな人には絶対オススメ!タクシー運転手になって稼げる人、稼げない人。

ABOUTこの記事をかいた人

TAXILABO

タクシードライバー専門の転職コンサルタントです^^ 主に東京都内23区の紹介先を得意としていて、東京での優良な会社選びに関しては幾分かの自信があります。自身の経験とタクシー業界のイメージアップに少しでも貢献したいという思いから、良い会社以外は紹介しないというポリシーを持って仕事をしています。条件や会社の雰囲気、管理職の人柄まで視野に入れて貴方にぴったりのタクシー会社を紹介できます。