【交通機関データ】東京タクシー業界は平均年収600万と200万の会社が混在している超格差業界。

東京タクシー業界は平均年収600万と200万の会社が混在

一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会が公開した、平成28年における東京都内のタクシードライバーの平均年収は、443万円でした。

ただ、このデータだけで内情を理解するのは非常に難しいので、この記事では他の交通機関データを使って、東京都内に400社あると言われている会社の内情について、更に詳しく伝えしていきます。

社員の平均年収600万円以上の会社も存在するが、それは全体の1割。

東京都内でタクシードライバーをやろうか考えている時に、成功・失敗を分ける一番最初の重要なポイントは、

「どこの会社に入るのか」

ということです。

なぜなら、会社の平均売上や待遇などによって、働きやすさや年収などが大きく変動していくからです。

東京都内でタクシーを始める時に多くの方が、

「求人情報をみても同じようなことばかり書いてあるし、タクシー会社はどこも同じだろう」

と考えますが、実情を言えば、年収にして200万円以上変わってくることも普通にあり得ます。

『同じ時間働き』、
『同じだけ売上を出した』

にも関わらず、給料が減ってしまうこともあるのです。

収入はもちろん、働きやすさや待遇なども会社ごとに変わってきますから、入社する会社は慎重に選んでいくことをおすすめいたします。

交通機関データから読み解く、都内400社ごとの平均年収と会社のチェックポイント

交通機関データから読み解く、都内400社ごとの平均年収と会社のチェックポイント

こちらが、とある交通機関が発表したデータです。会員しか取得することができないためモザイクをかけていますがご容赦ください。

もし仮に貴方がタクシードライバーの仕事をしようと思っているのであれば、

月収50万ほどであれば頑張れば稼げる
労働集約型のビジネスモデルなので、転職しやすい
休みが多いので、プライベートが充実する
一人の責任で仕事ができるので、精神的なプレッシャーがなくなる
残業などの余分な業務から解放されたい

おそらく、こういったことを考えるのではないかと思います。

ここで重要なのは、

これら全てを手に入れ、自分らしく働いていくためにどのようなことを考える必要があるのか?

という感覚を掴んでいただくことです。

つまり、会社選びを行う上で本当に一番大事な事は、

「何を求めてタクシードライバーになり」、「どんな会社に入ればそれが叶うのか」といったことを考える必要があり、

そこから逆算して考えていく事なのです。

会社の選び方その1・給与重視の「とにかく多く稼ぎたい」場合のポイント

会社の選び方その1・給与重視の「とにかく多く稼ぎたい」場合のポイント

それではここから、あなたの理想を叶えるための会社選びのポイントをお伝えしていきます。

まずは、給与重視の「とにかくたくさん稼ぎたい」というケースです。

タクシードライバーの給与は、【売上×歩合率】で決まります。

例えば、80万の売上を出したとして、歩合率が60%だと「80万×60%」で計算され、もらえる給与は「48万円」といった形です。

ですので、「売上が上げやすい会社か?」、「歩合率は高いのか?」といったことをしっかりとチェックしていく必要があります。

そこで重要になってくるのが、それぞれの会社の

稼働平均
歩合率

なのですが、ここではその2つについて、順を追って説明していきます。

稼働平均が高い=売上をあげる環境が整っている、といえる

上記のデータを見てみると、各会社の項目の一つに、「稼働平均」というものがあります。

これは、実際に稼働しているタクシーが一日に出す売上の平均の数値です。仮に「71,059」と書かれている会社であれば、一回の乗務で平均71,059円の売上を出すということですね。

高い売上を出すためには、個人のスキルだけではなく、

看板が良い
会社にガソリンスタンドがある
優秀な人材がそろっている
教育制度がしっかりしている
そもそも稼ぎやすい地域に会社がある

なども非常に重要なポイントとなってくるのですが、

「稼働平均が高い会社=売上をあげる環境が整っている会社」

と考えて間違いはないでしょう。

手取りを多くするには「歩合率」もかなり重要

先ほどのデータでは、各会社ごとの売上から平均給与を割り出しましたが、「果たしてそれだけ判断できるのか?」と聞かれれば、実はそれも少し違います。なぜなら、

『貴方の売り上げに対して、給与として支払われる歩合率は会社によっても異なるから』

です。※上記では分かりやすいように、一律60%で計算をしていました。

例えば、一日5万円の売上を出す人が13勤務をした場合、一ヶ月の売上は65万円(5万円×13)ですね。

仮にこの人の所属する会社が55%の歩合率を採用していたとしたら、この月の給料は約35万円(=65万円×0.55)です。

一方、60%の歩合率を採用する会社で同じ売上(65万円)をあげたとしたら、この月の給料は39万円(=65万円×0.6)です。

つまり、歩合率がたった5%違うだけで、一ヶ月の給料がおよそ4万円も変わってくるのです。年収で考えればなんと約50万円ほどですから、これはすごく大きな違いですよね。

歩合率がたった5%違うだけで、年収にしておよそ50万円もの差

→歩合率がたった5%違うだけで、年収にしておよそ50万円もの差が出てしまうことがわかります!

どれだけの売上をあげたかによって歩合率が変わる

ちなみに、我々の知る限り、一番最高の歩合率を採用している会社は「65%」ですが、どれだけの売上をあげたかによって歩合率が変わる場合もあります。例えばこちらの表のようなイメージです。

また、大手タクシーの本社などは歩合率が低い傾向にあり、大手グループなどの方が、本社との差別化を図るために歩合率が高い傾向にあります。

ご紹介してきたように、タクシー会社にはそれぞれの特性があり、単純に

大手会社だからたくさん稼げる
無名の会社だからあまり稼げない
このデータの順位が高いから稼ぎやすい会社である

ということではないということを覚えておいてください。

そして、この記事で紹介したデータのように、こういった会社ごとの情報は、基本的には入手できないということも理解しておくとよいでしょう。

おそらく、各会社の管理者ですら、自社の数字を正確に把握している方は少ないはずです。

会社の選び方その2・プライベート重視の「自由に働きたい」場合のポイント

プライベート重視の「自由に働きたい」場合のポイント

 

次に、プライベート重視の「より自由度が保たれた状態で働きたい」というケースでのポイントです。

もしもあなたが、「給与よりもプライベートを大事にしたい」と考えていたとします。

そういった場合には、遅番しか勤務形態がない会社(勤務形態を選べない会社)に入るのは、理想的とはいえないでしょう。

自由度の高さを判断するためには、上記のデータの「稼働率」を確認する必要があるのですが、この率が高ければ高いほど、多くのタクシーが毎日ひっきりなしに動いているということですから、あまりシフトに自由がきかないかもしれません。

個人的にはこの率が少し緩い方が、プライベートなども充実してくるので好きではあります。仕事だけではなく、趣味も大事にしていきたいという方にはすごくおすすめですね。

また、「副業を可能としている会社」などもありますので、タクシードライバーとしての収入だけでなく、ダブルワークをしてより多く稼いでいきたいといったニーズを叶えてくれる会社もあります。

自由度の高さを求める場合には、こういった点をよくチェックするようにしましょう。

要注意!〜選んではいけない会社の一例をご紹介〜

要注意!〜選んではいけない会社の一例をご紹介〜

理想的な会社に入社するために、上記のデータをしっかりと確認するようにしましょう。しかし、その一方で、「こんな会社は選ばない方がいい!」というポイントもあります。

稼働平均が低い会社

稼働平均が低い会社は、単純にその会社で働くドライバーさんたちの給与が低いということですので、たとえ自由度が高くてももらえる給与が極端に少ない可能性が高いので、選ばない方がよいでしょう。

稼働率が60%を下回っている会社

また、稼働率が60%を下回っている会社も選ばない方がよいです。

稼働率が極端に低いということは、会社の資金繰りが悪いと考えられるので、

事故補償がない
カード手数料が実費
高速代が自腹
従業員定着率が悪いという可能性もあるので、ブラックの場合もある

などの不利益を受ける可能性があります。

上記は会社選びの一例で、その他にもチェックすべきポイントはたくさんあります

他にも、入社するタクシー会社を選ぶ際のポイントは本当にたくさんありますので、やはり専門家とともに、ご自身に合ったタクシー会社を探していくのがよいでしょう。

細かいものを挙げれば、

高速代は会社が負担してくれるか?
ガソリンスタンドはあるか
立地は?(稼ぎやすい地域に会社があるか?)
タクシーランクはどのくらい?
会社の看板はどう?

などもチェックすべき非常に重要なポイントです。

この記事でご紹介してきたものはすべて、あなたのタクシードライバーとしての人生を左右する非常に重要なポイントですので、ぜひ頭に入れておくようにしましょう。

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