まず、タクシー運転手の仕事内容は、
「お客様を目的地まで車で連れていくこと」
です。この一言に尽きます。
タクシーには「法人タクシー」と「個人タクシー」の2種類がありますが、いずれも差はありません。
「法人タクシー」とは、法人(会社)が保有するタクシーを借りて、そこに運転手として雇用されます。
通常の会社と同じように、就業ルール(勤務時間)や、上司の存在などがあります。従業員として雇われているので、どれだけ成果が悪くとも、給料がゼロになることはありません。
ただし、デメリットとして、大きく稼いだとしても、その全額が自分の給料になることもありません(歩合率が60%くらいの会社が多いです)。
次に、「個人タクシー」の場合は、個人事業主とほぼ同様です。誰かに雇用されるわけではないので、全ての采配は自分にあります。
勤務時間も自分で決められますし、上司の存在もいません。稼いだお金は全額自分のものになります。
しかし、気をつけるべきこととして、全責任が自分にあるということは、稼がなければ給料がゼロになるという事もあり得ます。
さらに、「個人タクシー」として独立するためには、「法人タクシー」にて一定時間以上の乗務経験と、無事故無違反という制限が付きます。いきなり「個人タクシー」として働くことはできません。
どちらを目指すにせよ、まずは「法人タクシー」の運転手になることが必要です。