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寮完備のタクシー会社はあるの?絶対に失敗しない寮付きの会社選びを徹底解説!

『家賃に支払うお金って本当にもったいない…。』

お金を貯めようと、いくら食費や交際費を節約しても、家賃は毎月絶対に支払わなければなりませんし、どれだけお金を支払っても、その賃貸は自分のものにはなりません。

これって本当にもったいないですよね。。。

また、東京は給料が高いため、出稼ぎのために上京する人も多い現代ですが、給料が高い反面、生きるためのお金(家賃)もそれに比例してめちゃくちゃ高くなるんです。

ということはつまり、

田舎は家賃が安いけど給料も安い
東京は給料は高いけど家賃も高い

という現実があり、結局はどちらもお金が貯まらないということにもなりかねないということです。

しかし、そんな悪循環な状況を打破しようと、こんな制度をとっている会社もあります。

それが、

『寮を完備したタクシー会社』

です。

タクシーという仕事は努力次第でサラリーマン以上の収入を得ることができ、かつ、寮があることで、よりお金を貯蓄できることが期待できます。

今回の記事では、転職のためにタクシーを選ぶ際に知っておくべき『寮制度』について、その良い面と悪い面の双方から、解説していきたいと思います。

ご参考になれば幸いです!

タクシー会社にはどんな寮がある?

それではまず、タクシー会社にはどんな寮があるのか、その2つについてご紹介します。

メリットやデメリットについては、下記であらためてご紹介しますので、ここでは2つのタイプについて簡潔に記載していきます。

自社寮

まず、タクシー会社が自ら所有する物件である、『自社寮』というタイプです。

自社寮とは、その賃貸がすべて会社の所有物であるタイプのことで、会社から近くに立地されていることがほとんどです。

会社の所有物であることから、近くに建設するということは当然といえば当然ですね。

また、会社の所有物であるため、こちらも当然ながら、その居住者はすべて会社員や会社関係者です。

借り上げ寮

自社寮がないタクシー会社では、『借り上げ寮』といって、一般的に紹介されているマンションやアパートの部屋を会社が借り、その部屋を社員に貸し出すという方法をとっているケースもあります。

この借り上げ寮の場合は、『一般的な賃貸と同様である』という考え方で問題ありません。

※会社によっては家賃の一部を援助してくれるという会社もありますので、詳しくは後ほどご説明いたします。

会社が所有しているのではなく、一般的に公開されている物件を会社が借りている状態のため、1Rの部屋もあれば1LDKの部屋もあるなど、その選択肢は自社寮よりも多くなるのが特徴です。

自社寮・借り上げ寮のメリットとデメリット

タクシー会社の寮には2種類あるとご紹介しましたが、『自社寮』、『借り上げ寮』それぞれのメリットやデメリットは、どういったものがあるのでしょうか?

ここではそれぞれについて、ご紹介していきます。

自社寮のメリット・デメリット

まず、自社寮のメリット・デメリットは以下のとおりです。

<メリット>

圧倒的に家賃が安い

自社寮のもっとも大きなメリットとしては、やはり圧倒的に家賃が安いことでしょう。

目安としては大体『2万円〜3万円』ほどです。

『家賃を支払うのがもったいなくて寮を探してる』という方にとっては、ものすごく嬉しいメリットですよね。

自社寮制度をとるタクシー会社の目的は、その物件から儲けを得るためではなく、あくまでも

『社員の生活のサポート』
『労働力の向上』

だと考えられます。

会社から寮が近ければ、その分帰宅時間が早くなり、休む時間も長くなります。

また、家賃を安くすることでお金を貯めることができ、精神的な安定にも繋がります。

そういった生活が確保できれば、社員はより意欲をもって仕事に取り組むことができ、結果的に、会社の業績アップが期待できるでしょう。

利用する社員にとっては『家賃が安い』という大きなメリットがあり、会社側にとっても、『社員の労働力の向上』というメリットを享受できると考えられます。

 

通勤時間を大幅に削減できる

先ほども記載したとおり、自社寮は会社の近くに立地している場合が多いため、通勤時間の大幅なカットが期待できるでしょう。

ということはつまり、仕事が終わった後すぐに帰宅することができ、その分仕事以外のことに取り組む時間が多く取れるという好循環にも繋がっていきます。

しっかりと働きながら、かつ自分の時間も十分に取れるということは、ライフワークバランスを整えることができる、大きなメリットであるといえますね!

 

仕事の悩みが解決しやすい

仕事仲間が近くにいる(同じ寮に住んでいる)ということは、

『悩みなどがあった際すぐに相談できる環境である』

ということができます。

個室が完備されている寮であれば、個人の時間もしっかりと確保しつつ、タクシーという仕事に対して不安がある時も、孤独にならずに過ごすことができるでしょう。

 

食費を浮かせることができる

自社寮によっては、会社に食堂がついているところもあります。

そういった食堂は金額も安く、かつ栄養バランスが整っている食事が提供されることも多いので、食費を浮かせながら健康面にも配慮した食事をとることが可能なります。

食費を浮かせたい方はもちろん、料理が面倒な方であったり、健康管理への意識が薄くなっている方にとっても、食堂付きの寮に住むことは大きなメリットといえるでしょう。

家賃を安く抑え、さらには食費を削減することができれば、よりお金を貯めやすくなりますね。

 

必要最低限の家具が揃っているケースもある

新しい部屋に引っ越しをするとなると、物件の初期費用はもちろん、新たに家具や電化製品などを揃えたり、生活するための空間づくりに多くの費用や労力を要しますよね。

一方自社寮の場合には、必要最低限の家具が揃っている(最初から生活できる空間ができている)ケースも多々あり、引っ越し当初に必要となる費用や労力を、大幅に削減することが期待できます。

身軽に、そしてお金をかけずに引っ越しすることができるのは、大きなメリットといえるでしょう。

 

<デメリット>

お風呂やトイレが共用の場合も多い

自社寮では、お風呂やトイレが共用というケースもよくあります。

細かいところが気になる方や、潔癖なところがある方にとっては、こういうことはデメリットと感じてしまうかもしれません。

家賃が安い分、共用スペースが多いということは自社寮の特徴であり、人によってはデメリットであるといえるでしょう。

 

プライベートの時間が侵害される可能性がある

共用スペースが多いことや、常に同じ寮に誰かがいるということで、お風呂の時間が重なったり、トイレに行こうと思ったら誰かが入っていたりと、プライベートの時間が侵害される(減ってしまう)可能性十分あり得ます。

こういったことが繰り返されれば、だんだんとストレスが溜まっていき、仕事や私生活にいろいろな影響が出てしまうことも否めません。

『常に周りに誰かがいる』という環境に窮屈さを感じてしまう人にとっては、自社寮に住むことはデメリットが大きいといえるでしょう。

 

衛生面に問題があることも

家賃が安い分、物件のメンテナンスにあまりお金をかけられないという現実もあります。

ということはつまり、築年数が長くなれば長くなるほど、衛生面などに問題が生じてくる可能性が高くなるでしょう。

水回りであったり、部屋の中であったり、共用スペースであったり…。

とてもセンシティブな問題ですが、こういったところが気になる方にとっては、ストレスを感じてしまう大きな要因であるといえます。

 

自社寮ならではの規則があることも

会社が所有する自社寮ということで、会社独自のルールや規則がある場合もあります。

具体的には、

1.門限が定められている
2.奉仕活動がルール化されている
3.共用スペースの利用時間が決まっている
4.寮内に知り合い(部外者)を呼ぶことができない

などが挙げられますね。

独自のルールがあることで、会社の規則に沿って動かなければいけないことが多くなるかもしれません。

それにストレスを感じてしまう方にとっては、自社寮ならではの規則があることは、住みにくさを感じる要因になってしまうでしょう。

 

借り上げ寮のメリット・デメリット

では次に、会社が借りた部屋に住む『借り上げ寮』のメリット・デメリットについて、解説していきます。

<メリット>

部屋の選択肢が増える

借り上げ寮は上記の自社寮と異なり、会社が所有する物件ではなく、『会社が一般的に公開されている部屋を借り、その部屋を社員に貸し出すという方式』です。

そのため、『住む部屋の選択肢が格段に広がる』ということが大きなメリットとして挙げられますね。

間取りなどに強いこだわりがあったり、どうしても譲れない点があったりする場合には、それを会社側に依頼することで、自分にとってより住みやすい部屋に住むことも期待できるでしょう。

個人契約よりも家賃が安くなる

全てのタクシー会社ではございませんが、期間限定で『家賃の一部を負担』してくれる場合もあります

また、『敷金・礼金を会社が負担』してくれることが多いのもメリットでしょう。

自分の足で物件を探して契約をするよりも、月々の費用を安く抑えることが期待できますね。

『どれだけの期間家賃を負担してくれるのか』
『上限はいくらなのか』
『部屋の広さはどれくらいまでか』

など、会社によってさまざまな決まりがあることが予想されますから、それをあらかじめ確認するようにしてください。

プライベートが確保できる

借り上げ寮は、ほとんど一般的な賃貸と近いため、自社寮のように、共用スペースがあるわけではありません。

そんな一般的な賃貸物件をより安く、かつプライベートを確保しながら借りられるということは、他人が常に近くにいる環境が苦手な人にとって、とても大きなメリットだといえますね。

<デメリット>

家賃の上限額を決められる可能性がある

ある程度自分好みの部屋に住めることは大きなメリットですが、その全てを会社側が負担してくれるわけでは決してありません。

『〜万円以上は自分で支払ってください』など、その上限が決められていることがほとんどです。

一般的に公開されている部屋を安く借りられるとはいえ、あまりにも高い部屋を選んでしまった場合、結局は自分で支払う額が高くなってしまう可能性もありますので、注意しましょう。

地域が限定される可能性がある

会社によっては、『会社から〜キロ以内に住むこと』や、『家賃の上限は〜万円』など、さまざまな制約を設けているケースもあります。

『自由に部屋を選べる』というメリットのある借り上げ寮とはいえ、その期待を過度に大きくしてしまうことで、それが実現しなかった時のショックがより大きくなってしまうかもしれません。

あらかじめ会社側と相談し、

『どれだけの範囲内で自由に部屋を選ぶことができるのか』

をしっかりと確認した上で、借り上げ寮を利用するようにしましょう。

自社寮への居住タイプは2種類ある

先の見出しでは、タクシー会社の自社寮、もしくは借り上げ寮に住むことのメリットやデメリットについて、解説してきました。

ここでは、自社寮に住む場合の2つの居住タイプについて、ご紹介します。

単身で住む(単身寮)タイプ

一般的に考えられる居住タイプが、こちらの『単身寮』ではないでしょうか。

 

その名のとおり、一人で部屋に住むタイプのことです。

 

ただし、一部屋に2人で住むタイプの部屋であったり、2LDKの部屋に2人で住むシェアハウス形式であったりと、単身寮とはいえ、その形式は様々です。

必ず、会社側にあらかじめ確認するようにしてください。

ただ、個人のプライベートを守るために、近年では一人で住む個室タイプの形式をとる会社がほとんどのようです。

家族で住む(家族寮)タイプ

家族で住むことができる『家族寮タイプ』を所有するタクシー会社も存在します。

家族と一緒に上京し、家賃を抑えるために家族寮を利用するという人のための居住タイプですね。

しかし実際には、この家族寮タイプの部屋を所有するタクシー会社は少なく、思ったとおりに家族で入居できる可能性はそう高くありません。

入社したい会社に家族寮があるとは限りませんので、過度な期待はしない方がよいでしょう。

*(TOKYO TAXI LABOの調べでは、東京で400社ほどあるタクシー会社の中で、家族寮を所有するのは1割以下(40社以下)ということです)

タクシー寮に住む前に絶対に知っておくべきこと

タクシー会社にはこのような寮制度があることを解説してきましたが、ここからは、

『タクシー会社の寮に住むと決める前に絶対に知っておくべきこと』

について、もっとも大切な3つをご紹介します。

これらのことを知らないまま安易に寮への入居を決めないよう、ここはしっかりとお読みください。

寮などのサポートがすごすぎる会社には裏があるかも!

家賃が圧倒的に安かったり、食事補助が付いていたり、さらには会社までの距離が近く、プライベートの時間も多く取れたり…。

こんなタクシー会社があれば、『サポートがすごすぎる!!』と感じ、すぐにでも決めてしまいたくなるかもしれません。

しかし、そういったサポートが手厚い分、その側面もしっかりと考えた方が賢明です。

例えば、家賃を安く設定しているということで、メンテナンスにあまりお金をかけられないということも考えられます。

ということはつまり、物件の老朽化に対して、最善の補修や改装などができないかもしれません。

結果、衛生面などに何らかの問題が発生してしまう可能性が高まるでしょう。

または、サポートが良すぎるあまり、給料の歩合率が低く、

『結局自分で家を借りた方が手元に残るお金が多かった…』

ということもあるかもしれません。

会社側にももちろん『利益を出す』という目的があるので、『寮には自分たち(社員)だけにメリットがある』と考えるのではなく、

『お互いが譲歩してそのメリットを共有する』

という捉え方にするのがよいでしょう。

そうすることで、良い面も悪い面も理解した上での冷静な判断ができるはずです。

 

◯寮に入る場合と自分で部屋を借りる場合の比較表

それではここで、

寮に入って家賃を抑えた方がお金を貯められるのか

それとも

自分で部屋を借りた方がお金を貯められるのか

について、わかりやすく簡単にお伝えしたいと思います。

まず抑えておいてほしいのが、その全てではないですが、『寮のサポートが充実している会社は歩合率が低い傾向にある』ということです。

その観点から、例えば一ヶ月の売上が80万円で、

家賃が3万円(会社の寮)
家賃が6万円(自分で契約した賃貸)

の2パターンを考えてみましょう。

<売上80万円・家賃3万円(寮)のケース>

<売上80万円・家賃6万円(自分で契約)のケース>

赤字で示したように、会社の寮に入る場合は、自分で契約する場合と比べて歩合率が低くなる傾向にあります。

『家賃が安い方がお金が貯まるだろう』と考えてしまいがちですが、上記の例の歩合率で計算してみると、実際は以下のようになります。

いかがでしょうか?

単純に『家賃が安いから』という理由だけで入寮を決めてしまうと、最終的にはこのように、

『家賃が高くても自分で探した方が貯金できたじゃん・・・』

ということにもなりかねませんので、注意が必要です。

これはもちろん、一ヶ月の売上が多くなればなるほど、歩合率の高い方がお金を貯めやすくなります(上記と同じ計算で、売上が90万円の場合には、家賃3万円と6万では年間18万円もの差が出る)。

お金を稼ぐとともに、貯金もしっかりとしていきたい方にとっては、『歩合率の高さ』で寮を使うか使わないかを選択した方がよいでしょう。

ただし、タクシードライバーの経験がない場合には、いきなり歩合率の高さだけを判断基準にしてしまうのはリスクが大きいです。

なぜなら、もしも売上をなかなか出せなかった場合、『収入が低いのに家賃が高い』という最悪の状況になってしまうからです。

タクシードライバーとしての自分のスキルを照らし合わせ、『寮に入るか、もしくは自分で部屋を探すか』を選択するようにしましょう。

寮は会社の近くにあることが多く、当日欠勤が出た場合に駆り出されることも!

寮に入居することのメリットとして、『通勤がしやすい』ということを挙げました。

これはメリットでもあり、その反面デメリットも併せ持っています。

なぜなら、会社と住んでいる場所(自社寮)が近いため、当日に欠勤が出て人員が足りなくなった場合に、急遽駆り出される可能性があるからです。

会社に近く、かつ断る明確な理由がないのであれば、当日に急遽出勤をすることになってしまうかもしれません。

そういった可能性もゼロではないということを、心に留めておくようにしましょう。

寮に入ることで会社を辞めづらくなる可能性も!

寮に入ることで、会社を辞めづらくなる可能性もあるでしょう。

なぜなら、寮に入るということは、

安い家賃で住むことができ、
会社からも近い距離で通勤がしやすく、
労働環境を整えるためのサポートをしてくれる

といったように、社員の生活を徹底的に支援する環境が整っているからです。

『これだけ良くしてくれてるのだから、なんだか辞めるのは気が引ける…。』

そんな感情が湧いてきてしまい、会社への恩義から、辞めたくても辞めづらいという状況になってしまうかもしれません。

寮に入居するということは、『その会社で長く働いていきたい』という意思表示として捉えられる可能性もありますから、中途半端な気持ちではなく、会社にしっかりと尽くしていくという気持ちをもって、寮への入居を決めるようにしましょう。

さらに、そんな感情面での恩義に加え、

『敷金礼金などの初期費用は全て会社が支援するが、その条件として、2年間は必ず勤めてください。絶対に辞めないでください。』

といったように、実質的にすぐには辞められない環境を作る会社がほとんどです。

もしもどうしても辞めたい場合には、会社が負担した初期費用を全額請求される可能性が高いでしょう。

あまりにも行き届いた支援があるということには、その裏に『隠されたルール』があるかもしれないということを、絶対に忘れないようにしてください。

以上のことから、

『自社寮に住めばお金も貯められるしメリットが大きい!』

と考えてしまうのは、実は単なる固観念であり、結局はトータルバランスが大事だということがわかります。

良いこともあればその逆もあるということを絶対に忘れず、それらをきちんと吟味した上で、会社の寮に入居するかどうかを選択するようにしてください。

寮付きのタクシー会社はどう探したらいいの?

ここまで、タクシー会社が所有する寮制度の良い面・悪い面の両方について、解説してきました。

この記事をお読みのあなたは、

『それはわかったけど、じゃあ実際にどうやって寮付きのタクシー会社を探せばいいの?』

と疑問に思われているかもしれません。

たしかに、ホームページにはたくさんの寮付きのタクシー会社が紹介されていますし、いったいどれが自分にもっとも適しているのか、わからなくなってしまいますよね。

そんなときは、決して自分一人で探そうとするのではなく、必ずタクシー転職の専門家の協力のもとに行っていくようにしましょう。

関連記事:タクシードライバーの求人や転職で失敗しない為の13の事。

タクシー寮に住む際によくある不安や心配・疑問点

タクシー会社に勤めることが初めてで、かつ寮に住もうとしている方であれば、たくさんの不安や心配事があるかと思います。

ここでは、タクシー寮に住む際によくある不安や心配、または疑問点などについて、ご紹介していきます。

 どうしても行きたい転職先のタクシー会社に寮がない

会社の雰囲気がよかったり、または給与体制が整っていたりと、転職したいタクシー会社が見つかったとします。

しかし、そのタクシー会社に肝心の寮制度がなく、結局は東京の高い物件を自腹で払わなければならない…。ということもあるかもしれません。

そんなときでも、すぐにその会社への転職をあきらめるのではなく、そのタクシー会社に

『住宅支援制度』

があるかを確認しましょう。

住宅支援制度とは、家賃を給付してくれる制度のことで、この制度を利用すれば、転職先のタクシー会社が家賃の何割かを負担してくれます。

また、家賃だけではなく、引っ越しの初期費用を負担してくれる会社も存在します。

必ずしも寮に住まなくても、初期費用や家賃の負担を減らすことも可能だということです。

単身寮に住んでる時に結婚したら?

タクシー会社に転職する際は単身寮に入居し、その後結婚をした場合には、そのまま単身寮に住むことはできるのでしょうか?

こういった場合には、単身寮から出ていくよう促される可能性が高いです。

単身寮はあくまでも単身(1人)で住むことを想定しており、結婚後に家族で住むことを目的とはしていません。

そのため、結婚後はまた新たに住む場所を探さなければいけなくなるでしょう。

勤めているタクシー会社に家族寮があれば、そこへの入居を検討することもできますが、家族寮を所有するタクシー会社はそう多くはないため、自分の足で探すか、もしくは借り上げ寮があれば、そこから部屋を探すことが必要となります。

もしも結婚する予定があるのであれば、単身寮ではなく、初めから家族寮、もしくは自分で物件を探し、そのお部屋に住むことが賢明でしょう。

寮に入ると売上ノルマが発生する?

『タクシー寮に住む際によくある不安や心配・疑問点』でも記載したように、

『寮のサポートがすごすぎる反面、もしかしたら売上ノルマがあるなどの、裏の面がある可能性も』

あります。

入居を決める前に、売上ノルマが発生するかについて、しっかりと聞いておくようにしましょう。

これを知らないままに寮への入居を決めてしまうことで、お金を貯めるために入居したにもかかわらず、最終的にはノルマに追われ精神的にボロボロになって辞めてしまう…。なんてことにもなりかねません。

会社側から言ってくれるとは限りませんので、こういった可能性もあることを考慮しつつ、しっかりと自分から聞いた上で入居を判断するようにしてください。

その他のよくある不安や心配・疑問点

その他によくある不安や心配・疑問点などはこちらです。

寮に住める期間はどのくらい?
寮生活にはプライベートはある?
タクシー未経験でも寮に住める?
引越し費用(初期費用)はかかる?
家具や電化製品は置いてある?
食事は提供される?

これらに関しては、タクシー会社によってさまざまであり、法律による定めや、タクシー会社共通のルールというものはありません。

転職をしようと思っているタクシー会社にあらかじめ連絡をし、事前に聞くようにしましょう。

これらは非常に大切なことであり、『入ってから聞けばいいや』と考えて転職をしてしまうのは、とてもリスクが大きいです。

一度入ってしまえばすぐに辞めることはできませんし、せっかく入社した会社をすぐに辞めてしまうのは、ご自身のその後の生活にも大きな影響を及ぼすことになりますよね。

ここに挙げたことは最低限、会社側にあらかじめ聞くようにしてください。

そしてそれは先ほども記載したように、決して一人でやるのではなく、専門家の的確なサポートのもと、行っていくことが大切です。

タクシー会社を選ぶという人生でも大きな選択を、安易な考えや決断のもとで行うことのないように、ぜひ専門家とともに慎重に行動していきましょう。

まとめ〜専門家の協力のもとに行うことが成功への近道〜

今回は、タクシー会社が所有する寮制度について、解説してきました。

タクシードライバーという仕事は、自分の努力次第で稼ぐことができ、かつ休みの時間も多く取れるという大きなメリットがあります。

しかも、今回の記事でご紹介したように、寮を完備している会社もあり、よりお金を貯められる環境が整っているケースもたくさんあることがわかりますね。

しかし、そのときに自分一人でタクシー会社を選択してしまうことで、入社した後に知らなかったことが浮き彫りになり、

『こんなはずじゃなかった…』

といった事態になってしまうことも往々にしてあり得ます。

そんな悲惨な事態を防ぐために、

『寮付きのタクシー会社を選ぶ際は必ず専門家に相談をし、その協力のもとで行っていくように』

しましょう。

それが成功への一番の近道であり、必要不可欠な成功法則です。

関連記事:タクシードライバーの求人や転職で失敗しない為の13の事。

おまけ〜そもそも引っ越しにかかる費用は意外と莫大!〜

知っている方も多いかもしれませんが、引っ越しには実は、意外と莫大な費用がかかります。

会社の寮に住む場合には、その初期費用は会社が負担してくれるケースも多いでしょう。

しかし、もしも会社が負担をしてくれない場合、または自分で住む物件を探す場合には、以下の費用が発生してきます。

最後に<おまけ>として、賃貸を契約する際の初期費用や、東京の家賃相場、または生活にかかる費用について、ご紹介していきます!

引っ越しの際にかかる初期費用

まずは、賃貸を契約する際の初期費用について、その相場額をご紹介します。

こちらの表からもわかるように、およそ家賃の5〜6倍ほどの初期費用がかかります(内訳は下記でご紹介します)。

最近は敷金・礼金を0にしている会社もあったり、またはそれぞれを一ヶ月分ずつ(家賃と同額)にしている会社もたくさんあります。過去は2ヶ月分が当たり前だったことを考えると、初期費用は比較的抑えやすくなったといえるでしょう。

ただし、上記の額には引越し費用は含まれていないため、荷物の配送を業者に頼んだり、家財道具を揃えたり、または生活に必要なものを買ったりすれば、この数字にプラス20万円ほどは必要になると考えていた方がいいかもしれません。

また、引っ越しをした日によって、その部屋の家賃を日割りで支払う必要があったりします(例えば5月15日に入居を開始したら、残りの16日分の家賃を日割りで払う)。

なので、”少なくともこれくらいはかかる”ということは、上京する前にしっかりと抑えておきましょう。

初期費用の内訳

入居するための初期費用についてご紹介しましたが、下記の表はその内訳です。

こちらも、”少なくとも”発生する費用です。家賃が上がればその分初期費用も上がっていきまし、その額にこの表の費用もプラスされていきます。

しっかりと抑えておくようにしてください。

東京の家賃相場

東京は、他の都道府県に比べて家賃が高いことが特徴です。

下記の表は、人気エリアごとの家賃相場です。ぜひ参考にしてみてください!

参考:SUUMO

上記の表はおよその家賃相場ですが、

駅に近いか遠いか
築年数はどれくらいか
間取りはどうか
部屋数は多いか少ないか
暮らしに必要なお店が近くにはあるか
治安は良いか
駐輪場は完備されているか

・・・・・・・

なども合わせて考慮され、家賃が変わってきます。

特に東京は物価が高いですし、『バストイレ別』、『築浅』、『駅近』などを求めると、自然に家賃は上がっていくでしょう。

そういったことも考えながら、ご自身で東京の物件を探す際の参考にしてみてください。

 

家賃は給料の3分の1に抑えるのがよい

最後に、家賃を決める際にぜひ覚えておくべきことをご紹介します。それは、

『家賃の上限は給料の3分の1までに抑えるとよい』

というものです。

家賃の他にも、

食費
光熱費
娯楽費・交際費
インターネットなどの通信費
日用品費用

など、生きていくためにこれらの費用は必ずかかりますが、その中でさらに毎月貯金をしていくとなると、家賃は給料の3分の1までに抑えることが鉄則だと言われています。

ご自身の部屋に対するこだわりと、実際の給料とを照らし合わせ、契約する物件を探していきましょう。

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タクシー会社の選び方、またはタクシー業界のことについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください!

関連記事:タクシードライバーで稼げる人と稼げない人は何が違うのか、まとめてみた。

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