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東京都内のエリアごとの稼ぎ方【渋谷編】

タクシードライバーのための、東京都内のエリアごとの稼ぎ方。

今回は、若者たちの流行発信地、

「渋谷」

を徹底攻略していきます。

渋谷ではどのように営業をし、どのように街を回れば、効率的に稼ぐことができるのでしょうか?

それでは今回も始めていきましょう!

渋谷ってどんな街?

渋谷といえば、若者を中心に常に人が行き交う、日本の中心的な繁華街です。

今や世界的に有名となったスクランブル交差点には、世界中から観光客が集まり、どこかしこからスマートフォンのシャッター音が聞こえます。

一回の青信号で、多いときには3,000人以上が交差点を渡るのですから、いかに人が多いかということがわかりますね。

若者の街として知られ、流行の発信地として知られる渋谷ですが、今では多くのIT企業も建ち並び、日本の経済を支える街でもあります。

また、少し奥に入れば閑静な住宅街が広がり、そのエリアには30代や40代の方も多く住んでいます。

この2つの世代だけで、なんと渋谷の人口の約4割を占めるということですから驚きですね。

日本を中心とする若者の街であることはもちろんのこと、このように、勤労者世代もそれと同じくらい渋谷にはいます。

そんな活気あふれる日本有数の繁華街、渋谷。

このエリアにはタクシー利用客もものすごく多く、売上を上げていくためにぜひ覚えていただきたいエリアだといえます。

渋谷のオススメの使い方

渋谷にはこのような特徴がありますが、どのように営業を行うことで、効率的に稼いでいくことができるのでしょうか?

この見出しでは、渋谷という街のオススメの使い方について、ご紹介していきます。

お客様を乗せる向きに気をつけて街を離れましょう。

渋谷には、時間帯を問わずたくさんの人がいます。

さらに、代官山や表参道といった、こちらも常に人が行き交うエリアが隣接しているため、渋谷は一日中お客様が絶えることのないエリアだといえます。

そんな渋谷でのポイントは、

「乗せる向きに気をつけて街を離れること」

です。

渋谷にはビジネスマンも多いですが、割合的にはやはり買い物客が多いと考えられます。

買い物客を乗せると、高確率で郊外に向かうことが多く、郊外に行ってしまうと、行った先営業がなかなかできません。

一方で、ビジネスマンは都心に向かうことが多く、その場合は行った先営業ができるので、お客様を降ろした場所でまたすぐにお客様を見つけやすくなります。

こちら側がお客様を選ぶことはできませんが、行った先営業をして効率よく(空車時間を減らして無駄なく)売上を上げていくために、

「なるべく都心向きでお客様を乗せる」

ことを意識していきましょう。

タクシーで稼ぐための必須のスキル「行った先営業」について詳しく知る>>>

渋谷の主要ポイントをご紹介します。

それではここから、渋谷にある主要ポイントを画像つきでご紹介していきます。

ここでご紹介するポイントは、お客様をよく乗せられる場所でもあり、また、お客様から「ここに行って!」とよく指定される場所でもあります。

あらかじめこのポイントを知っておくことで、ここに行ってと言われた際も、すぐに反応することができますね。

逆に、例えばその場所をまったく知らなかった場合、

「初めて聞く建物名(交差点名)です・・・教えていただけますか?」

と答えることになるかと思いますが、もしもその場所を知っていれば、

「その建物名(交差点名)は知ってます!ただ、ここから行ったことがないので、ナビをセットさせていただいてもよろしいでしょうか?」

と答えることができ、こちらの返答の方が、お客様にも安心していただけます。

つまり、最低限ここを抑えておくことで、渋谷での営業を安心して行うことができるようになり、同時に、お客様の満足度も高めることができるのです。

ここから、

・知っておいていただきたい建物・ビル名
・知っておいていただきたい交差点名

の順でご紹介していきますので、ぜひ覚えていきましょう!

Googleマップより、写真を拝借させていただいております。

絶対に知っておいていただきたい渋谷の建物・ビル

まずは、絶対に知っておくべき渋谷の建物・ビルです。

1、渋谷109
2、渋谷マークシティ(渋谷エクセルホテル東急)
3、ツタヤ渋谷店
4、西武渋谷店
5、渋谷モディ
6、タワーレコード渋谷店
7、ニトリ渋谷店
8、東急ハンズ渋谷
9、NHK放送センター西口
10、東急百貨店渋谷本店
11、渋谷警察署宇田川交番
12、渋谷ヒカリエ
13、渋谷警察署

以上が、渋谷で必ず覚えていただきたい建物・ビルの13箇所です。

絶対に知っておいていただきたい渋谷の交差点

続いて、絶対に知っておくべき渋谷の交差点をご紹介します。

1、渋谷駅前(渋谷スクランブル交差点)
2、道玄坂下
3、道玄坂上交番前
4、道玄坂上
5、神泉町
6、松見坂(淡島通り×山手通り)
7、宮益坂下
8、宮益坂上
9、宮下公園
10、並木橋

以上が、渋谷で絶対に覚えていただきたい交差点10のポイントです。

渋谷のお客様はどんな人が多い?

ここからは、渋谷ではどんな人がタクシーを使うことが多いのかについて、ご紹介していきます。

タクシーをよく使うお客様の特徴が分かることで、営業方法や接客の仕方も変わってきますので、ここもしっかりと抑えておきましょう。

渋谷に住む人の平均所得

総務省発表の統計資料をもとに集計したデータでは、渋谷区に住む人の平均所得は、

「851万2261円」

と発表されました。

これは、港区、千代田区に次いで第3位の高さです。

また、こちらのデータは、渋谷区に住む人の年収の割合を示した表です。

引用元:年収ガイド

年収700万円以上から他の地域の割合を上回り、年収1000万円以上の割合は、他の地域のなんと2倍以上となっています。

「若者の街」、「流行の発信地」、「ファッション街」というイメージだけでなく、渋谷にはこのように、高い年収の層もたくさん住んでいる、そんな魅力の大きな街です。

タクシードライバー目線でいえば、効率的にお客様を拾えるエリアだといえます。

渋谷のお客様は法人が多い?個人が多い?

渋谷でタクシーを使うお客様の割合は、

・買い物客4割
・法人3割
・飲み客3割

といった具合です。

ここで注目していただきたいのは、渋谷には意外にも、「法人(ビジネスマン)の割合が多い」ということです。

若者の街と言われる渋谷ですが、現在ではオフィスビルも増えており、街にはビジネスマンも多く行き交っています。

今勢いのある企業「AbemaTV」も、渋谷区に本社ビルを置いていますね。

そのため、若者や買い物客を狙うのはもちろんのこと、約3割を占めるビジネスマンを狙うことで、高い単価を引くことも十分に期待できます。

飲み途中の移動でタクシーを使う人も多くいます。

飲んでいた人が店を帰るためにタクシーを使うということも、渋谷では頻繁に起こります。

例えば、

・渋谷から新宿へ
・渋谷から西麻布へ
・渋谷から六本木へ

などといった感じです。

二次会から三次会への移動も、渋谷ではとても多いです。

また、最終的に渋谷で飲んでいた人が帰宅のためにタクシーを使う、ということも多いので、その場合は高い単価が期待できるでしょう。

特に、「横浜まで帰りたいけど終電に乗り遅れた人」を乗せられれば当たりです!

渋谷を営業する際の接客のポイント

「どのような接客をするのか」ということも、売上を上げていくためには非常に重要です。

もしも接客態度が悪ければ、それだけでお客様を逃してしまったり、クレームをもらったりする可能性もあるからです。

タクシードライバーは、お客様をただ目的地へ運ぶだけではなく、気持ちよく移動してもらうために努力することも仕事の一つです。

大きく稼いでいる人はみな「接客力に長けている」という共通点がありますので、接客についても怠ることなくしっかりとマスターしていきましょう。

ここでは、渋谷を営業する際の知っておくべき接客のポイントについて、詳しくご紹介していきます。

必ずお客様の希望のルートを聞くようにしましょう。

渋谷でお客様を乗せる場合には、お客様の希望のルートを聞く癖をつけましょう。

なぜなら、

「渋谷には抜け道が非常に多いから」

です。

渋谷にはタクシーをよく使う人(タクシー慣れをしている人)が多く、その人たちはいつも抜け道を使って移動している可能性があります。

そういった人を乗せた場合、希望のルートを聞かずに走行をしてしまうと、いつもより料金が跳ね上がってしまったり、余計に時間がかかってしまったりして、クレームをもらってしまうこともありえます。

このように、渋谷には、抜け道を使った方が安く早く行けることを知っているお客様も多いので、目的地を聞いた後にお客様の希望のルートを聞く、ということを癖づけていきましょう。

走り出す前に、自分の知識レベルを正直に伝えましょう。

先ほどもご紹介したように、渋谷は若者だけでなく、ビジネスマンも多くいます。

ビジネスマンは、普段からタクシーを頻繁に使うことが多いため、タクシー慣れしている人も多く見られます。

タクシー慣れをしているということは、お客様はタクシードライバーに対して、

・道を知っていて当たり前
・近道や抜け道を知っていて当たり前
・細かな交通ルールを知っていて当たり前

などといったように、プロの接客を求めてくることもよくあります。

つまり、「レベルの高い営業」が求められる場合も多いということです。

ですが、かといって初心者であったり、まだ慣れていなかったりする場合は難しいのかというと、決してそんなことはありません。

もしもあなたが、知識や行き方にまだあまり自信がないのであれば、その知識レベルをお客様に正直に伝えしましょう。

そうすることで、本当に急いでいるお客様であれば「じゃあ他を探します」と言って、別のタクシーに乗り換えることもあります。

それはもったいないと感じるかもしれませんが、道を知らないことを隠して走り出し、後からわからないというよりはよっぽどましです。

ビジネスマンはタクシー慣れをしている可能性が高いため、それで怒られたりすることは滅多にありません。

それに、渋谷にはタクシーを使う人がたくさんいますので、一度降りられてもまたすぐにお客様は見つかります。

逆に、最初に知識レベルを伝えず、後になってからそれが発覚したら、「最初に言えよ」といった感じで、お客様に不快感を与えてしまうことになるので注意しましょう。

ポイントは、

”走り出す前に”、正直に自分の知識レベルを伝える」

ということです。

これはぜひ徹底してください。

渋谷を営業するオススメの時間帯

下記の3つは、渋谷を営業する際のオススメの時間帯と、その時間帯に多いお客様です。

・5:00〜8:00→朝まで飲んでいた人がウロウロしている時間帯
・9:00〜18:00→買い物客とビジネスマンの移動が狙いやすい時間帯
・19:00〜26:00→飲み客が絶えない時間帯

これを見ていただければわかるように、渋谷には朝から晩まで常に人が行き交っています。

買い物客やビジネスマン、飲み客が混在しているエリアですので、平日であっても土日であっても、ひっきりなしにお客様を乗せることができます。

もちろん、「渋谷では何も考えなくても乗せられる」ということではないので、営業方法やお客様の乗せやすいポイントをしっかりとマスターし、渋谷での営業を行っていきましょう。

渋谷でお客様が乗りやすいポイント

それではここから、

「渋谷でのお客様が乗りやすいポイント」

を画像つきでご紹介していきます。

数がとても多いので、

・白丸の数字で9箇所
・白丸の数字で10箇所

に分けてご紹介します。

ぜひ参考にしてください!

Googleマップより、写真を拝借させていただいております。

①、渋谷スクランブル交差点
②、西武渋谷店タクシー乗り場
③、渋谷警察署宇田川交番付近
④、MEGAドン・キホーテ渋谷本店付近
⑤、ヤマダ電機LABI渋谷店向かい側
⑥、道玄坂下交差点付近
⑦、渋谷109周辺
⑧、東急百貨店渋谷本店付近
⑨、東急百貨店渋谷本店タクシー乗り場
❶、松濤郵便局交差点付近
❷、クラブ・ホテル街
❸、道玄坂上交番前交差点付近
❹、道玄坂交差点付近
❺、ユニクロ渋谷道玄坂店付近
❻、渋谷スクランブル交差点付近
❼、ロイヤルホスト渋谷道玄坂店向かい側
❽、道玄坂上交番前と国道246号の間付近
❾、南平台交差点付近
❿、渋谷マークシティ井の頭線付近

 

以上が、渋谷で特にお客様が乗る可能性の高い、合わせて19のポイントです。

渋谷でぐるぐる拳を使える場所

ぐるぐる拳とは、

「その場所をぐるぐるしているだけで、高確率でお客様を乗せることのできる営業方法」

のことです。

基本的には左回りで、このエリアをぐるぐると回るようにしましょう。

こちらの画像は、渋谷でぐるぐる拳を使えるエリアです。

 

赤の枠→「①渋谷スクランブル交差点」、「②西武渋谷店タクシー乗り場」、「③渋谷警察署宇田川交番付近」、「④MEGAドン・キホーテ渋谷本店付近」、「⑤ヤマダ電機LABI渋谷店向かい側」、「⑥道玄坂下交差点付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア

青の枠→「⑦渋谷109周辺」、「⑧東急百貨店渋谷本店付近」、「⑨東急百貨店渋谷本店タクシー乗り場」、「❶松濤郵便局交差点付近」、「❷クラブ・ホテル街」、「❸道玄坂上交番前交差点付近」、「❹道玄坂交差点付近」、「❺ユニクロ渋谷道玄坂店付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア

紫の枠→「❻渋谷スクランブル交差点付近」、「❼ロイヤルホスト渋谷道玄坂店向かい側」、「❽道玄坂上交番前と国道246号の間付近」、「❾南平台交差点付近」、「❿渋谷マークシティ井の頭線付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア

 

このエリアを左回りでぐるぐると回ることで、効率よくお客様を乗せることが期待できますので、渋谷で営業する際はぜひ実践してみてください。

渋谷でお客様を乗せる時のオススメの向き

東京タクシーでしっかりと稼いでいくためには、

「どの向きでお客様を乗せるか」

を考えることもすごく重要です。

なぜなら、どの向きでお客様を乗せるかによって、行った先営業ができるかどうかも変わってきますし、単価も大きく変わってくる可能性があるからです。

渋谷では、

「なるべく都心向きで」

乗せることを意識しましょう。

都心向きで乗せることで、行った先営業ができるようになり、空車時間の少ない効率的な営業を行うことが可能になります。

渋谷付近にある首都高乗り場を抑えておきましょう。

もう一つ抑えておいていただきたいのは、

「渋谷にはどんな首都高乗り場があるのか」

ということです。

首都高を使ってとお客様から指示をされた際、首都高の乗り場を知らないと、それだけでお客様が降りてしまう可能性もあります。

首都高を使うお客様を逃すということは、単価が上がるチャンスを逃すことになり、売上を上げていくためにも非常にもったいないことなので、首都高乗り場は必ず覚えておくようにしましょう。

渋谷付近には、

・渋谷
・高樹町

という首都高乗り場があります。

お客様から「高速を使って」と言われた際にすぐに反応できるように、首都高乗り場は必ず抑えておいてください。

渋谷で乗るお客様の比較的多い目的地

それではここで、渋谷で乗るお客様の比較的多い行き先をご紹介します。

この場所へ向かうためのオススメルートもご紹介しますので、ぜひ覚えておいてください。

このルートを知っていることで、「このタクシーは親切だな」と思ってもらえたり、早く安く到着することができれば、お客様の満足度を上げることもできます。

1,代官山・中目黒・蛇崩・五本木方面

まずご紹介する、渋谷からの比較的多い行き先は、

・代官山
・中目黒
・蛇崩
・五本木

方面です。

青い線が代官山方面赤い線が中目黒方面オレンジの線が蛇崩・五本木方面へのオススメの行き方です。

2、恵比寿方面

次にご紹介するのは、恵比寿方面へのオススメルートです。

渋谷の営業では、恵比寿を指示されることも多いので、こちらも必ず覚えておきましょう。

ここでご紹介した行き方は、それぞれの場所へのオススメルートですが、「接客のポイント」でもご紹介したように、渋谷で営業する際は、

「お客様の希望の行き方を聞く」

ことを癖づけるようにしましょう。

自分なりの行き方がある人にとっては、このルートが適していない可能性もあり、クレームの原因にもなりかねません。

もしもお客様の希望がないようであれば、ここでご紹介したルートで向かうことをオススメいたします。

まとめ

今回は、渋谷での効率的な営業方法について、また、渋谷で爆発的に売上を上げる方法について、詳しくご紹介してきました。

若者の街というイメージの強い渋谷ですが、近年はオフィスビルも建ち並び、ビジネスマンも多くタクシーを利用する街です。

また、日本有数の繁華街として常に人が行き交う街ですので、曜日や時間帯を問わずお客様を乗せることもできるエリアです。

ただし、人が多いからといって、

・「どの時間帯にどこを走ればよいか」
・「どこをどの周り方で走ればお客様が乗りやすいか」

などを知らずにただ闇雲に走っていては、効率的に乗せることはできず、無駄の多い仕事にもなりかねません。

ですので、この記事で解説した内容を何度も読み込み、ぜひ渋谷での営業方法をマスターして、効率的に(労力を減らしながら)売上を上げていきましょう。

この内容を実践していただければ、渋谷での営業で、確実に売上を上げていただけると自負しております。

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