六本木のお客様は、「タクシー慣れをしている」方が多いエリアです。
タクシー慣れをしているということは、お客様はドライバーに対して、
- ・道を知っていて当たり前
- ・近道や抜け道を知っていて当たり前
- ・細かな交通ルールを知っていて当たり前
といったように、「レベルの高い営業」が求められる場合も多いです。
ではタクシー初心者は六本木に行かないほうがいいのかと言われたらそうではありません。
初心者でも経験者でも、六本木の地理にまだ詳しくない場合は、その知識レベルを
「走り出す前に」お客様に正直に伝えしましょう。
「まだこの辺りの地理に自信がないのですがナビを使用させていただいてもよろしいでしょうか?」
そう伝えて、お客様に判断していただきましょう。
お客様は、
「それでも大丈夫、道を説明するから出発して!」
と言うか、
「道を知らないんだったら他のタクシーに乗る!」
もしくは、
「住所を言うからナビを設定して!」
ほとんどこの3択です。
教えていただけたらラッキーです。
稀に、近道や抜け道をお客様から教えていただけることもあります。
そうなるかどうかは、第一声でしっかりと挨拶をし、自分の知識レベルをちゃんと伝え、
お客様を安全にお送りしたいと言う気持ちを伝えているかどうかで決まってきます。
本当に急いでいるお客様であれば、他のタクシーに乗っていただいたほうが良い場合もあるので、
そこでクヨクヨする必要はありません。
また別のお客様を探せばいいだけなので全く問題はないです。
何かあるたびにヘコんでるほうが後々の営業に影響してくるので、
お客様が降りたらスッと忘れて気持ちを入れ替えましょう!
また、最初に知識レベルを伝えず、道に迷ってからそれが発覚したら、
「それは最初に言ってよ!」と怒られることはほど確実なので、それだけは気をつけましょう。
絶対に抑えていただきたい接客のポイントは、
「”走り出す前に”、正直に自分の知識レベルを伝える」
ということです。