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東京都内のエリアごとの稼ぎ方【銀座編】

タクシードライバーのための、東京都内のエリアごとの稼ぎ方。

今回は、世界からも高い評価を受ける、そんな世界有数のハイブランドエリアとして名高い街

「銀座」

での稼ぎ方・攻略法をお伝えしていきます。

売上アップのために、是非この記事をご活用ください!

もくじ
銀座ってどんな街?
銀座のオススメの使い方
銀座でお客様を降ろしたら、次のお客様も銀座で探しましょう。
銀座の主要ポイントを抑えておきましょう。
気をつけていただきたい銀座の交通ルール
「銀座タクシールール」に気をつけましょう。
銀座のお客様はどんな人が多い?
銀座は大企業が集中するエリア。
銀座のお客様は個人が多い?法人が多い?
銀座を営業する際の接客のポイント
ビジネスマンに対する接待のポイント
観光客や買い物客に対する接待のポイント
外国人が乗ってきても焦る必要はありません
夜は接待でタクシーを使う人が増えます。
ホステスなど女性を乗せるときの接客の重要ポイント
銀座を営業するオススメの時間帯
銀座でお客様が乗りやすいポイント
銀座でぐるぐる拳を使える場所
銀座でお客様を乗せる時のオススメの向き
銀座付近にある首都高乗り場を抑えておきましょう。
【新橋】・【土橋】への行き方
【汐留】への行き方
【銀座】への行き方
【霞が関】への行き方
それぞれの首都高乗り場から乗ったお客様によく言われる方面
お客様のご要望を伺いつつも最適な乗り場のご提案ができるようになれば完璧です。
知る人ぞ知る”銀座の首都高あるある”をお教えいたします。
タクシーメーターのシステムにはおもしろいルールがあります。
「首都高を使えば必ず高くなる」というのは思い込みだった?
まとめ

銀座ってどんな街?

銀座といえば、高級ブランド街として世界的にも名高い街で、常に最先端のトレンドを展開し続けています。

近代的な建築や、伝統的や風景がうまく調和しているのも特徴で、日本を代表する六本木や新宿などの都会的な街並みとはまた一味違い、

  • ・落ち着いていて、
  • ・上品で優雅。

 

とったような高い評価も世界から得ています。

銀座には多くの百貨店も集まり、高級ブランドからファストファッションまで幅広く展開していて、日本国内だけでなく、海外からもありとあらゆる顧客を惹きつけています。

「銀座=高級」

というイメージそのままに、ジャンルを問わず、ハイセンスなものが集まってくる街です。

もちろん、飲食店の数も多く、スターバックスの日本第一号店があるように、外資系飲食店舗がこぞって銀座に集まってくることからも、銀座の世界的評価の高さが伺えます。

それだけではなく銀座は、「文化の街」としても歴史が深いのも特徴です。

  • ・松竹劇場
  • ・歌舞伎座
  • ・新橋演舞場

 

なども、銀座の象徴的な建物として、存在感を放っています。

銀座のオススメの使い方

そんな特徴をもつ銀座で営業をする際は、この街をどのように使っていけばよいのでしょうか。

ここからは、銀座エリアのオススメの使い方について、ご紹介していきます。

銀座でお客様を降ろしたら、次のお客様も銀座で探しましょう。

お客様を乗せ、銀座エリアまで来て降ろしたら、次のお客様も銀座で探すようにしましょう。

この後も詳しくご紹介しますが、銀座には曜日や時間帯問わず常に人がいて(平日と休日でガラッと客層が変わりますが)、タクシーを使う人は常に多いです。

そのため、銀座まで来たら、このエリアでお客様を探すことで、高い確率でお客様を乗せることができます。

銀座の主要ポイントを抑えておきましょう。

それではここから、銀座エリアにある主要ポイントについて、画像を添えてご紹介していきます。

これらのポイントは、お客様をよく乗せられる場所でもあり、また、お客様から「ここに行って」と指定される場所でもあります。

最低限ここを抑えておくことで、銀座での営業を安心して行うことができるようになります。

  • ・知っておいていただきたい建物・ビル
  • ・知っておいていただきたい交差点名

 

の順でご紹介していきますので、ぜひ覚えていきましょう!

Googleマップより、写真を拝借させていただいております。

知っておいていただきたい建物・ビル

まずは、銀座エリアで絶対に知っておいていただきた建物・ビルです。

1、<銀座三越>
2、<銀座シックス>
3、<東急プラザ銀座>
4、<銀座博品館劇場>
5、<帝国ホテル東京>
6、<三井ガーデンホテル銀座プレミア>
7、<ホテルザセレスティン銀座(旧日航ホテル)>
8、<ミレニアム三井ガーデンホテル東京>
9、<銀座グランドホテル>
10、<みずほ銀行本店>
11、<リクルート>
12、<歌舞伎座>
13、<新橋演舞場>
14、<東京宝塚劇場>
15、<泰明小学校>

以上が、銀座エリアで絶対に知っておいていただきたい15の建物です。

知っておいていただきたい交差点名

まずは、銀座エリアで絶対に知っておいていただきた交差点名です。

1、<内幸町交差点 日比谷通り×国会通り>
2、<蓬莱橋(ほうらいばし)交差点 昭和通り×海岸通り>
3、<銀座4丁目交差点 晴海通り×中央通り>
4、<数寄屋橋交差点 晴海通り×外堀通り>
5、<三原橋交差点 晴海通り×昭和通り>

 

以上が、銀座で覚えておいていただきたい交差点5箇所です。

気をつけていただきたい銀座の交通ルール

ここからは、銀座エリアで気をつけていただきたい交通ルールについて、画像を添えてご紹介します。

間違いやすいポイントなので、しっかりと抑えておきましょう。

<数寄屋橋交差点右折禁止ポイント>

数寄屋橋交差点は、細かな交通ルールがあるので特に注意が必要です。

・晴海通り「下り」から外堀通りの右折禁止→8:00〜2:00(特に注意が必要)

・晴海通り「上り」から外堀通りの右折禁止→8:00〜20:00

・外堀通りから晴海通りの右折禁止両方向→8:00〜20:00

晴海通りから外堀通りの右折は、「下り」と「上り」で、右折禁止の時間帯が違います。

ただし、バスはどの時間帯であっても右折可能なので、間違って付いていかないようにしましょう。

ここは非常に間違いやすいので、しっかりと抑えておいてください。

<内幸町交差点Uターン禁止ポイント>

ここは、8:00〜20:00の時間帯が、Uターン禁止となっています。

お客様から「そこUターンして」と言われることも多い場所ですが、間違っても禁止時間帯はUターンはしないよう注意しましょう。

「銀座タクシールール」に気をつけましょう。

銀座には、特殊なタクシールールがあります。

 

 

土曜日・日曜日・祝日・休日を除く22時〜25時の間は、この赤枠の中のタクシー乗り場以外の場所では、お客様を乗車させることができません。

(番号が書いてある箇所がタクシー乗り場です。)

進入することはできますが、乗車させることは違反となります。

東京タクシーセンターで定められたルールなので、銀座で営業をする際は、必ず曜日や時間帯を頭に入れて走行するようにしましょう。

参照:公益財団法人 東京タクシーセンター

銀座のお客様はどんな人が多い?

ここからは、銀座ではどんな人がタクシーを使うことが多いのかについて、ご紹介していきます。

お客様の特徴を知ることで、営業方法も変わってきますので、ぜひしっかりとチェックしておいてください。

銀座は大企業が集中するエリア。

銀座には、

・王子ホールディングス
・資生堂
・セイコーホールディングス
・東映
・ヤマトホールディングス
etc…

など、たくさんの東証一部上場企業があります。

ここで働くビジネスマンも多く、会社の経費でタクシーを使うお客様も多いため、利用頻度も多く、利用額も高くなることが多いです。

そのため、日中でもこういったお客様をうまく乗せることで、売上、単価を上げていくことが可能になります。

銀座のお客様は個人が多い?法人が多い?

銀座には、

・ビジネスマン
・観光客
・買い物
・ホステス

など、さまざまな人がタクシーを使います。

その割合としては、

・法人3割
・買い物客3割
・飲み客3割
・観光客1割

といった具合です。

それ以外にも、

「移動のほとんどがタクシーです」といった感じで、近距離でも常にタクシーを使うような人も銀座には多くいます。

また、昼と夜では客層がガラッと変わるのも銀座の特徴です。

観光客や買い物客、またはビジネスマンの移動などが多い昼とは違い、夜は接待のお客様などがタクシーを利用することが多くなり、単価も上がりやすくなります。

銀座を営業する際の接客のポイント

銀座では、どのような接客を心がければ、スムーズに営業を行うことができるのでしょうか。

日々さまざまな人が行き交う銀座というエリアだからこそ、お客様に合わせた臨機応変の接客が大切になってきます。

ビジネスマンに対する接待のポイント

銀座は昼夜問わずビジネスマンが多い街ですが、銀座で働くビジネスマンの大半は

タクシー馴れしている方がほとんどです。

タクシーに乗り馴れていると聞くとちょっと身構えてしまいそうですが、安心してください。

あくまでも私個人の意見ですが、私の経験上、銀座のビジネスマンが東京で一番落ち着いていて優しい方が多い印象を受けました。

ここからは少し私の偏見が入ってしまいますが、
恐らく銀座で働くビジネスマンはこの記事は読まないと思いますので正直に書きます(笑)

銀座で働くビジネスマンは東京の中でもレベルの高いお金持ちがすごく多いです。

若いビジネスマンであれば話は少し変わりますが、ある程度歳を召された方であればかなり落ち着いた方が多いです。

新宿や六本木、渋谷のようにチャキチャキのビジネスマンは少ないと思います。

ですので新人のタクシードライバーにも怒ることなく落ち着いた態度で対応していただけることがほとんどです。

もはや金持ちオーラと落ち着きオーラをまとった「カッコいい男性」が乗ってくることが多いです。

私は銀座のお客様をたくさんお乗せすることでデキる男の振る舞いを学ばせていただきました。

銀座でも他の街と同様に、

”走り出す前に”、正直に自分の知識レベルを伝える」

ということは大事ですが、こちらも落ち着いた態度でしっかりと挨拶をし、丁寧に接客すれば大丈夫です。

観光客や買い物客に対する接待のポイント

銀座にはビジネスマンの他にも、観光客や買い物客がたくさんいます。

そういった方たちは、道が分からなくてタクシーを利用したり、荷物が多くて移動が大変だという理由からタクシーをご利用されることがほとんどです。

その中には進行方向と逆の目的地なのに乗ってくる方もいらっしゃいます。

これは「銀座あるある」なのですが、

「逆方向なので反対車線のタクシーに乗ったほうが早いですし料金も安くなりますよ?」

とご提案しても、

「遠回りになってもいいから行ってください」

とおっしゃられる方が多いです。

他のタクシーを探すのも歩くのも億劫なんだと思います(笑)

そういったお客様に対しては、右折ができない交差点が多いため、
遠回りになってしまう旨をしっかりとお伝えした上で出発するようにしましょう。

中には遠回りになるなら他のタクシーに乗るという方もいらっしゃいますので、
最初から決めつけづに、都度確認するように心がけましょう!

外国人が乗ってきても焦る必要はありません

銀座では、外国人ビジネスマンや外国人観光客がタクシーを使うことがよくあります。

「英語が話せなくて不安です・・・」と思うかもしれませんが、外国人観光客は、大体目的地の地図を持っていますし、外国人ビジネスマンは目的地だけは日本語で言える方がほとんどです。

車内のナビ、またはスマートフォンのGoogleナビを使えば問題ありません。

落ち着いて対応をするようにしましょう!

夜は接待でタクシーを使う人が増えます。

銀座の夜の時間帯は、接待でタクシーを利用するお客様も多くいます。

そういったお客様は、タクシードライバーに対し、接客から運転スキルまで、

「プロとしての技術を求めている」

という傾向にあります。

それは、大切なクライアントをご自宅まで安全にお送りすることも非常に重要だからです。

そういったスキルを求められている中、第一声で

「タクシー初心者でして、ナビを使わせていただいてもよろしいでしょうか・・・?」オドオド・・

などと言ってしまってはお客様は不安になり、

「じゃあ他のタクシーにします」

と、なってしまうことがほとんどです。

そうならないためにも、まずはしっかり挨拶をし、ちゃんと目的地を聞いてから、

「それでは安全運転でお送り致します!」

とお伝えし、”堂々と”ナビに目的地を入れましょう。

その際は、

「最短、最速のルートをお調べいたします!」

とお伝えしましょう!

ナビを使うのは自分の為ではなく、”お客様を最短、最速で安全にお送りする為”と伝えるのです。

ここがポイントです!

銀座の接待でタクシーを使うお客様は、ドライバーが初心者であったり、運転や道に慣れていなかったり、または自信がなかったりすると、それだけで他のタクシーに乗り換えてしまうことがよくあります。

銀座では、第一声で「初心者でして・・」というのは極力控えたほうがいいと思います。

とはいっても、

「後でもめたくないのでしっかり伝えておきたい」

ということであればそれは否定しません。

色々と試しながら、どんな接客が良いのか自分なりに勉強していくのが一番だと思います。

また、ナビをセットする際もいつもと同じく、

「いつも使っているルートはございますか?」

という確認は怠らないようにしましょう。

このように、銀座は他のエリアよりも少しハードルが高いように感じるかもしれませんが、
新宿同様、ここさえ攻略してしまえばどこに行っても怖いもの無しになれます。

初めは怒られること覚悟でどんどん攻めていきましょう!

最初に逃げてしまうと必ずと言っていいほど、逃げ癖がつきます。

そうなる前に、怒られながらでも銀座を攻略することをお勧めします。

ホステスなど女性を乗せるときの接客の重要ポイント

夜の銀座で営業をするのであれば必ず抑えていただきたい内容なのですが、

銀座のホステスさんはタクシードライバーに対するイメージがとても良くありません。

※ここからは私の独断と偏見による内容になりますが、経験談をそのまま語ります。

銀座のホステスさんはタクシードライバーを嫌っていると言ってもいいくらいです。

それはなぜかというと、

私たちの先輩タクシードライバーが今までしてきた行動が決して良いものではなかったからです。

全ての先輩方ではありませんが、銀座で営業する大半のドライバーが当てはまると思います。

良くない行動というのが以下です。

ベテランのタクシードライバーは大半のホステスさんが”銀座から近場に住んでいる”ことを知っており、

近距離での利用になるということを知っているため、

とても悲しい話なのですが、

・ホステスさんを見つけても知らないふりをして通り過ぎるドライバー
・乗せても近くだとわかると横柄な態度で接するドライバー
・あからさまに乱暴な運転をするドライバー

等々、良くないドライバーがたくさんいます。

そのため、銀座のホステスさんは、タクシードライバーに対してあまり良いイメージを持っていない方がほとんどです。

逆に、タクシーに乗ってきてすぐ横柄な態度をとったりするホステスさんもいるくらいです。

しかし、それは仕方のないことなのです。

今まで悪いドライバーたちが播いてきた種のせいです。

ですので、ホステスさんを乗せた際は、いつも以上に丁寧な接客を心がけましょう。

お客様は悪気があるわけではなく、ただ単純に、タクシーに対してのイメージが良くないだけです。

そんな中、もしもあなたが、

・しっかりとしたあいさつをして、
・いつも以上に丁寧な受け答えをして、
・最高の笑顔で対応をする

ということができれば、お客様の態度はガラリと変わり、

あなたにすごく良い印象を抱いてくれることもあります。

当たり前の接客をすることで、チップをもらえることもよくあります。

また、たとえ近距離での利用だったとしても、近ければ銀座に戻るのもすぐです。

それはそれで割り切って次の営業のことを考えましょう!

上記のことを踏まえて、ホステスさんを乗せたとしても、決してイライラしたり、横柄な態度をとったりせず、心に余裕をもって丁寧な接客を心がけましょう。

お客様を選んで態度が変わるドライバーは多くいますが、この記事を読んでいただいているあなたには、
お客様によって態度が変わるドライバーにはなってほしくありません。

稼げるドライバーは皆、こういった接客の細部にも妥協することなく仕事をしています。

一人ひとりの接客を大切にし、お客様に喜ばれるタクシードライバーになっていただければ幸いです。

銀座を営業するオススメの時間帯

続いて、銀座を営業するオススメの時間帯について、ご紹介します。

・8:00〜12:00→ビジネスマンの移動や買い物客を狙いやすい
・13:00〜18:00→ビジネスマンの午後の移動や買い物客の帰宅を狙いやすい
・19:00〜21:00→接待を受けた大御所を狙いやすい
・22:00〜27:00→銀座で飲む人はタクシーで帰宅することが多い

時間帯別には、このようなイメージです。

銀座は、昼と夜では客層が大きく異なる街です。

特に、夜は接待なども多く、羽振りの良いお客様も多く乗車されます。

銀座の夜をうまく使うことで、単価の高い営業が可能になります。

*22:00〜25:00の時間帯は、「銀座タクシールール」が発生するので注意しましょう。

銀座でお客様が乗りやすいポイント

それではここから、

「銀座エリアでのお客様が乗りやすいポイント」

を画像つきでご紹介していきます。

参考になると思いますので、是非ご確認ください!

*銀座エリアには、お客様の乗りやすいポイントがとても多いので、

・白丸の数字で8箇所
・黒丸の数字で9箇所

に分けてご紹介します。

Googleマップより、写真を拝借させていただいております。

①、<銀座4丁目交差点付近>
②、<銀座シックス付近>
③、<銀座6丁目交差点付近>
④、<銀座7丁目交差点付近>
⑤、<銀座東7丁目付近>
⑥、<銀座東武ホテル付近>
⑦、<三原橋交差点付近>
⑧、<ミレニアム三井ガーデンホテル東京付近>
❶、<コリドー通り>
❷、<東急プラザ銀座タクシー乗り場>
❸、<数寄屋橋交差点付近>
❹、<銀座西5丁目交差点付近>
❺、<花椿通り>
❻、<銀座6丁目交差点付近>
❼、<銀座4丁目交差点付近>
❽、<すずらん通り出口付近>
❾、<数寄屋橋交差点付近>

 

以上が、銀座エリアで特にお客様が乗る可能性の高い、合わせて17のポイントです。

銀座でぐるぐる拳を使える場所

ぐるぐる拳とは、

「その場所をぐるぐるしているだけで、高確率でお客様を乗せることのできる営業方法」

のことです。

基本的には左回りで、このエリアをぐるぐると回るようにしましょう。

こちらの画像は、銀座でぐるぐる拳を使えるエリアです。

 

青のエリア→「❶コリドー通り」、「❷東急プラザ銀座タクシー乗り場」、「❸数寄屋橋交差点付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア(八の字を描くようなぐるぐる拳)
※このぐるぐる拳は20:00〜22:00の時間帯が大御所タイムです

オレンジの枠→「❹銀座西5丁目交差点付近」、「❺花椿通り」、「❻銀座6丁目交差点付近」、「❼銀座4丁目交差点付近」、「❽すずらん通り出口付近」、「❾数寄屋橋交差点付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア

赤の枠→「①銀座4丁目交差点付近」、「②銀座シックス付近」、「③銀座6丁目交差点付近」、「④銀座7丁目交差点付近」、「⑤銀座東7丁目付近」、「⑥銀座東武ホテル付近」、「⑦三原橋交差点付近」、「⑧ミレニアム三井ガーデンホテル東京付近」を絡めたぐるぐる拳のエリア

 

このエリアを左回りでぐるぐると回ることで、効率よくお客様を乗せることが期待できます。

銀座でお客様を乗せる時のオススメの向き

東京タクシーでしっかりと効率良く稼いでいくためには、

「どの向きでお客様を乗せるか」

を考えることがすごく重要です。

どの向きでお客様を乗せるかによって、ある程度の行き先の予測が立てられ、行った先営業ができるかどうか考えながら乗務することが売上アップのポイントになってくるからです。

しかし、銀座ではどの向きで乗せても、逆方向に行くこともあったり、いろいろな方向に行くことが多いのであまり予測が立てられないエリアでもあります。

ですので、乗せる向きはそこまで気にしなくても大丈夫です。

あえて言うのであれば、

「向かう先に首都高乗り場があるかどうか」

は意識した方が良いと言うことです。

この考え方は売上で7万から8万の壁を越えるためにも大事になってくる内容です!

その理由について、次の見出しで詳しく解説いたします。

銀座付近にある首都高乗り場を抑えておきましょう。

銀座はいろいろな遠方に行く可能性を秘めており、昼夜問わず高単価のお客様が多い街ですので、

「銀座付近にある首都高乗り場(首都高入り口)」

だけは必ず覚えておきましょう。

首都高を使って下さいとお客様から指示をされた際、首都高の乗り場すらも分からなければ、

それだけでお客様が降りてしまうという事もあります。

首都高を使うお客様を逃すと言うことは、高単価のお客様を逃すことになり、

売り上げを伸ばすチャンスを失うことになりますので、首都高乗り場は必ず覚えておくようにしましょう。

銀座付近には、

・新橋
・土橋
・汐留
・銀座
・霞が関

という首都高乗り場があります。

お客様から「高速(首都高)を使って」と言われた際にすぐに反応できるように、

首都高乗り場は必ず抑えておいてください。

首都高入り口までの行き方やポイントについてもご紹介しますので、合わせてしっかりと抑えておきましょう。

【新橋】・【土橋】への行き方

こちらの画像は、首都高 新橋乗り場、土橋乗り場へのオススメのルートです。

新橋と土橋へ向かう方向は同じで、

・青のラインで乗せた場合は「新橋」
・赤のライン・オレンジのラインで乗せた場合は「土橋」

といったように、お客様を乗せた場所や向きによって、入り口がそれぞれ変わります。

また、オレンジのラインで”銀座2号乗り場付近”で乗せた場合、外堀通り(デンツー通り)は終日Uターン禁止なので、左回りでマップの通り迂回しましょう。

※時々Uターンしているタクシーを目にすることがありますが、警察がいれば捕まります。

青のライン(新橋)→中央通りを新橋方面に進み、銀座八丁目の交差点を越え1つ目の信号を左折
赤のライン(土橋)→外堀通り(デンツー通り)を新橋方面に直進、土橋入り口は右折入場もできます
オレンジのライン(土橋)→外堀通りは終日Uターン禁止のため、外堀通りの銀座向きでお客様を乗せた場合には、マップの通り左回りで迂回

「新橋」乗り場の入り口

新橋乗り場へは、左折での進入のみ可能です。

「土橋」乗り場への入り口

土橋乗り場の入り口です。

土橋では、右折・左折(地図上の赤とオレンジ)ともに進入可能です。

【汐留】への行き方

こちらの画像は、首都高 汐留乗り場へのオススメのルートです。

この方向(新橋向き)で乗せたら、いずれも蓬莱橋(ほうらいばし)を目指して走行しましょう。

海岸通りにはいればもう安心です。

右車線から汐留入り口に進入しましょう!

こちらが、汐留乗り場の入り口の風景です。

入り口は右側です。

【銀座】への行き方

こちらの画像は、首都高 銀座乗り場へのオススメのルートです。

銀座乗り場は2箇所あり、6号・7号方面(千葉・埼玉方面)、もしくは羽田方面によって、乗り場が変わります。

6号、7号方面→晴海通りを直進し、三原橋交差点を越え、”万年橋西”交差点を左折して直進
羽田方面→晴海通りを直進し、三原橋交差点(昭和通り)を右折、銀座東五丁目交差点を左折して直進

 

銀座乗り場6号・7号方面

この2つの画像が、銀座乗り場6号・7号方面への入り口の風景です。

乗り場への入り口は右側です。

銀座乗り場羽田方面

こちらの2つが、銀座乗り場羽田方面入り口の風景です。

【霞が関】への行き方

こちらが、首都高 霞が関乗り場へのオススメルートです。

国会通りを直進していくと、乗り場が出てきます。

向かう方面によって走る車線が変わるので、ご注意ください(この後の画像で詳しくお伝えいたします)。

向かう方面によって走る車線を変えましょう。

お伝えしたように、霞が関乗り場では、向かう方面によって車線を変える必要があります。

東名・羽田方面へはオレンジの車線を、中央道方面へは緑色の車線を、それぞれ走行するようにしてください。

ただし、中央道方面へ行きたい場合、こちらの看板の赤枠通りにUターンをすると、遠回りになり時間もかかるので、この看板通りには行かず、この車線のまま直進してください。

「左折ココ」のポイントまで直進し、そこの路地を左折します。

「止まれ」を左折し、合流したらすぐに右車線に入ります。

そのまま直進していくと、中央道方面霞が関乗り場が右側に出てきますので、入場しましょう。

このルートを知っていれば、料金的にも安く時間も短縮できるので、お客様の満足度を上げることもできます。

ぜひ覚えておきましょう!

それぞれの首都高乗り場から乗ったお客様によく言われる方面

それぞれの乗り場から向かう方面として多いものをご紹介しますので、こちらも合わせて抑えておきましょう。

新橋・土橋乗り場

・1号上野線(国道4号方面)
・4号新宿線(中央道方面)
・5号池袋線(埼玉方面)
・6号三郷線(常磐道方面)
・7号小松川線(千葉方面)

土橋乗り場からはこのように、本当にたくさんの場所へ向かうことができるため、最強の首都高乗り場と言っても過言ではありません(笑)。

汐留乗り場

・1号羽田線(横浜方面)
・2号目黒線(国道1号方面)
・11号台場線(浦安方面)

銀座乗り場(千葉・埼玉方面)

・1号上野線(国道4号方面)
・4号新宿線(中央道方面)
・5号池袋線(埼玉方面)
・6号三郷線(常磐道方面)
・7号小松川線(千葉方面)

銀座乗り場(羽田方面)

・1号羽田線(横浜方面)
・2号目黒線(国道1号方面)
・11号台場線(浦安方面)

霞が関乗り場

・2号目黒線(国道1号方面)
・3号渋谷線(東名方面)
・4号新宿線(中央道方面)

 

以上が、銀座付近にある首都高乗り場から向かう確率の高い方面です。

銀座エリアでお客様を乗せ、

「〜号線に乗って!」

と言われた際、

「〜乗り場でよろしいでしょうか?」

と瞬時に答えらるようになればOKです!

お客様のご要望を伺いつつも最適な乗り場のご提案ができるようになれば完璧です。

銀座付近にはたくさんの首都高乗り場がありますので、行ける方向に少なからず重複があります。

ただし、それぞれの乗り場ごとに少しずつ距離が変わってきますので、お客様のご要望を伺いつつも最適な乗り場のご提案ができるようになれば完璧です!

銀座で首都高を使う場合は難しさもありますが、この記事をしっかりと読み込み、一つずつ経験を重ねながらしっかりとマスターしていけるように、頑張っていきましょう!

ちなみに、私ごとではございますが、

私は首都高乗り場が全然覚えられなくて、何度も道を間違いお客様にたくさん怒られたので、
覚えるために何度も自腹で首都高に乗って覚えました!

知る人ぞ知る”銀座の首都高あるある”をお教えいたします。

それではここで、知る人ぞ知る”銀座の首都高あるある”をお教えいたします。

これを知っているドライバーはそう多くはありませんので、うまく提案することができれば、お客様の満足度を一気に高めることができます。

このあるあるが使えるのは、銀座エリアから、

・西麻布
・骨董通り(こっとうどおり)
・渋谷(道玄坂付近)

に行って下さいと言われた場合のみ有効です。

その営業でのみ提案できる、最安・最速ルートです。

その方法はかなり意外かもしれませんが、

「この近距離の目的地でも首都高を利用すること」

です!

実はこれは、タクシーをたくさん利用するお客様から教えていただき私も気づいたことなのですが、
六本木通りの上を走る首都高であれば、移動する距離はほぼ同じです。

※甲州街道の上を走る首都高も同様です。

そういう場合であれば一般道を使うよりも、高速代を払って首都高を使った方が、

“早くて安い場合がある”ということです。

その理由について、ここから詳しくご紹介いたします。

タクシーメーターのシステムにはおもしろいルールがあります。

まず、タクシーの料金メーターの金額が上がるには2つルールがあり、
このシステムを上手く使うことが必要となります。

1、「距離」→移動した距離で運賃が上がる。
2、「時間」→移動にかかった時間で運賃が上がる。

この2つです。

ただし、この2つ目の「時間」にはさらに細かいルールが設けられています。

それは、

「『首都高・高速道路』を利用中は『時間』での運賃加算はストップする」

というちょっと変わったおもしろいルールです。

ご存知でしたでしょうか?

ということは、ある程度距離が同じなのであれば、首都高代金の320円前後を払ったとしても、安く行ける可能性があるのです。

「首都高を使えば必ず高くなる」というのは思い込みだった?

タクシーメーターは、およそ1分30秒ほどで約80円ほど運賃が上がります(消費税の関係で変わる可能性があるのではっきりは言えませんが)。

そして、東京の信号機の平均待ち時間も、同じく1分30秒前後。

※短いところは40秒ほどで、長いところは2分30秒以上の交差点もあります。

ということは、信号で4回停車するだけで、首都高代と同じ320円の追加料金が発生しているわけです。

ちなみに、「溜池」の交差点から、「西麻布」の交差点までの間、信号機は”11ヶ所”もあります。

全部で止まることはなくても半分くらいは止まると想定すると、首都高代よりも時間料金の方が高くなる場合もありますし、一般道が渋滞していたら確実に高くなります。

これはまさに、時間もお金も余計にかかっているということ・・!つまりは良いこと無しなのです!

それに比べ、首都高はその名のとおり高速で移動でき、時間料金は発生せず、かかるのは首都高代と、移動した距離料金のみ。

さあ、もうおわかりですね!

ここで問題になるのが、お客様は首都高を使えば必ず料金が高くなると「思い込んでいる」ことです。

知っているお客様はすぐに理解していただけますが、初めてこの提案をされたお客様は、「そんなはずない!」と疑ってきます。

そこは話術が試されるところです。笑

私は何度も何度もお客様に提案して、結果、本当に早くて安かったと喜んでいただいているので、自信を持って提案ができております。

皆様もぜひ頑張ってみてください!

まとめ

今回は、世界有数のハイブランドエリアとして名高い街

「銀座」

の攻略法について、ご紹介してきました。

銀座にはさまざまなお客様がいるため、レベルの高い接客や運転スキルが必要となりますが、銀座を使いこなせるようになれば、売上を上げていくことはかなり楽になります。

銀座の営業方法を最後にまとめると、

・細かい交通ルール(銀座タクシールールなど)に気をつける
・接待のお客様やホステスにはより丁寧な接客を心がける
・大御所を狙って単価を上げやすい

このようなイメージです。

売上をさらに伸ばすためにも、銀座は覚えるべきエリアですので、銀座で営業をする際は、ぜひこの記事をフル活用してください!

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