自分自身の2度の失敗経験から、
「会社選びには絶対に失敗してほしくない」
そう常に考えながら、私はアドバイザーをやらせていただいています。
その中で私は、求職者さまの「温度感」を常に察しながら、その人に合った会社や働き方をご提案させていただいています。
「温度感」とは、簡単に言えば、相手の雰囲気というか、相手の言葉から出てくる心の奥底にある潜在意識みたいなものです。
例えば、稀にこのような求職者さまがいます。
・接客が大の苦手で・・
・道を覚える自信がまったくないです・・
・稼ぎたいけど不安が大きくて正直怖いです・・
もしもこのようなご相談を受けたときは、「タクシーはやらない方がいいかもしれないです」と、私は正直にお伝えさせていただくこともあります。
それは、
タクシーは命を預かる仕事であり、中途半端な気持ちでは絶対にできない仕事
であることを私は知っているから。
世間からはよく、「タクシーは誰でもできる仕事」とか、「定年後にのんびりやる仕事」などと言われますが、実際には、誰でもできる簡単な仕事ではありません。
稼げるからと安易な気持ちで転職し、何度も事故を起こしている人を何人も知っていますし、その後の人生で大変なことになった人もたくさんいます。
だからこそ、私は簡単に「タクシーをやりましょう」とは絶対に言いません。
その人がタクシーをやったら幸せになれると感じたときのみ、ご紹介するようにしています。
タクシーという仕事は、
・とにかくたくさん稼ぎたい
・シフトに融通が利くところでのんびりやりたい
・副業を許してくれる会社で働きたい
など、人によって理想とする働き方はさまざまです。
なので、「その人が本当に求めるものは何なのか」ということを、常に相手の温度感を感じながら引き出し、最適な働き方をご提案するよう心がけています。