タクシードライバーとしてのスキルとは?
接客をしながら、道の混雑具合を読み最短でお客様を目的地まで送迎する。「接客力」「道に関する知識」「運転技術」ー 単純に仕事をするだけでもこの3つの技術を駆使しながら行わなければなりません。それだけでも中々のスキルだと思うのですが、タクシードライバーとしての満足度を分ける大きなスキルの一つに、「お客様を見つける力」というのが必要となります。
お客様を見つけるのが上手ければうまいほど、効率的に稼ぐことができ、沢山の方々に喜んでもらう事が出来るのですが、お客様を効率良く見つけていくためには、東京都内の時間別の人の動きや街の特徴を頭に入れながら、自分自身の立ち回りを考えていかなければなりません。
そういった面から、ゲーム性の強い職業でもあり、タクシードライバーは肉体労働と勘違いされがちですが、実は「知力」がモノを言う世界です。タクシードライバーとしての知力が高ければ高いほど効率良く稼げるようになるのです。単純な運転技術だけでは、通用しないのがタクシードライバーという仕事であり、思っている以上に奥が深い職業なのです。
「墓場」と呼ばれる筋合いはないほど、楽しめる職業であり、タクシードライバーはもっと自分の仕事に誇りを持つべきだと感じます。